小学校2年生の一学期に習う算数で「長さ=m・㎝・㎜」や「かさ(体積)=L・dL」など様々な単位が出てきます。
長さのmや㎝はものさしを使って、メモリを読んで確認しながら進められるのでまだまだイメージしやすかったのですが、「かさ(体積)」はイメージしずらいですね。
ものさしのようにパッと手に取って確認することはできませんからね?
我が家のSunも「かさの単位」で唯一この単位換算でペケ✖がついていました。
今後も距離や重さなど、どんどん覚えなければならない単位が増えていきます。
でも、暗記するってすごくエネルギーのいることなんです。
PCで例えると、データ量が増えすぎると、処理速度が重くなりますよね?それと一緒でいつまでも記憶しておかなければ、という意識は思考力養成の妨げになるのです。
今は思考力を伸ばすべき大事な時期ですから、このような暗記モノの単位換算は表の作り方だけ覚えて、あとはどんな問題でも当てはめてしまえば一発解決!
ということで、ご紹介いたします☆
単位換算表の作り方
我が家では、糸山泰造氏のこの著書をきっかけとして見せかけではない、本物の思考力を育てるべく「どんぐり倶楽部」を始めました。
この著書のP199<単位換算を「イメージフィックス法:image-fix」でマスターする>を活用しました。
覚えるべきはこの歌から出来上がる表のみです。
基準のところが、長さの単位でしたらメートル(m)が、かさでしたらリットル(L)が、重さでしたらグラム(g)が入ることになります。
この表を使って、Sunがテストで間違えた1L=□dLを調べます。
① 歌いながら、この表を書きます。
② 単位の基準点に合わせて換算前の数字を書き込みます。
③換算したいところに点を移動させる。
これで1L=10dLということが分かります。
同じく、1L=mLにするには、
ミリ(m)の部屋まで基準点を移動させれば良いですね!(^^)!
Sun(小2)の場合
テストの復習を兼ねて、この表の作り方をSunに伝授しました。
日頃から、計量カップにマジックでdLを書き込み、量感をつかめるようにイメージは持っていましたが、それぞれの単位の構造が分かっておらず、バラバラな知識として入っていた状態でした。
しかし、この単位の構造表でひとつのイメージができると
と、お助けアイテムに目を輝かせていました。
そして、ローマ字の書き方を練習して、問題出して!とせがみました。
このようにいくつか問題を出して、換算表の便利さをかみしめるSun。
そして、
あとあと考えると、ここはSunに説明させた方が良かったですが、ついつい口出ししてしまった私でした?
ということは40Lは・・・400dLかぁ。
そのあとは、ホワイトボードを前にして学校ごっこが始まりました。
今日の課題はややこしい単位を表をつくって、分かりやすく整理しよう、ということです。
キロキロと、ヘクトデカけたリットルが、デシに追われてセンチ ミリミリ!
さん、ハイ!
【キロキロとヘクトデカけたリットルがデシに追われて、センチミリミリ】でしたね。
1Lは何dLになりますか?
点を移すんでしたね。点を移すと、ゼロがついて10dLと分かりましたね。
では、1Lは何mLになるでしょうか。
点を移していきますよ。
はい、0が3つついて1000mLですね。
表にするとカンタンにできますね!
一年生の頃から、こうやって学校で習ったことを再現して遊んだりしてきたSunです。
インプットとアウトプットの両輪がそろって、初めて使える知識として定着していきます。
このホワイトボードはかつて取り入れていた早期教育の教材で、数少ない残した教材でした。
ホワイトボードは、Moon(年中)が絵を描いたり、Sunが漢字を大きく書いたりするのにも非常に重宝しています。
アウトプットに最適な遊び「学校ごっこ」をするにも必須のアイテムです。
ネットでもこのようにホワイトボードや黒板が売っていますので、おススメします(*^▽^*)
まとめ
この単位換算表、昔の私が知っていたらあんなに算数嫌いにならなかったかも・・・と思ってしまいました。
私が算数につまづき始めたのも、ちょうど今くらいの時期でした。覚えることが多すぎて、算数=暗記するもの、として考えることを放棄してしまったのです。
ぜひお子様に、暗記の負担がかからないよう、この表を教えてあげてくださいね(#^^#)
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