赤ちゃんが日焼けで黒くなったけど大丈夫?日焼けのケアは?

私の弟は美容整形外科医をしており、アンチエイジングにもかなりウルサイのです(-ω-)
そんな弟に長女Sunが生まれた時、弟に聞きました。

最近、お散歩デビューしたのね。

あんまり赤ちゃんに日焼け止めって塗りたくなかったから、帽子はかぶせて30分くらい近所を歩くくらいにしてたの。

でもちょっとずつ黒くなってる気がして。

ねぇ、赤ちゃんにも日焼け対策って必要?

え!?赤ちゃんだって、日焼け止めは今必須だぜ?

赤ちゃんは新陳代謝が活発だから、冬になれば白くなるからって思ってるだろうけど、

紫外線対策きちんとしないと、中年期以降皮膚や眼に障害を起こすことだってあるんだから。
赤ちゃんのうちから紫外線対策はすること!

・・・とたしなめられてしまいました(;’∀’)

ということで、日焼けすることのデメリットと、黒くなってしまった後の対処法などをまとめました。

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赤ちゃんが日焼けで黒くなってはいけないのはなぜ?

日焼けで赤くなるのは、紫外線B波によって肌が傷つきやけど状態になるから。
赤ちゃんの肌がやけど状態になるのは、さすがにまずいというのは感覚的にもわかりますね。
でも、黒くなるのは健康的じゃない?という考えもあります。

昔は「赤ちゃんの健康のために日光浴をしましょう。」と母子手帳に書いてあったのですね。
これは、紫外線は体内のビタミンDを活性化させ、骨へのカルシウム沈着を促す働きがあるから。

しかし、それに必要な紫外線はごく微量で積極的に日光に当たる必要はないのです。
むしろ浴びすぎる事は悪影響を及ぼす、ということが広く一般に知られることになり、
1998年の母子手帳からこの記載は消え「外気浴」という記載に変わっています。

日光(紫外線)を浴びることが目的ではなく、家の外の空気に触れることで、
気温の変化に慣れ、皮膚の新陳代謝を高めることができるという目的からです。

医者から言わせると「紫外線は百害あって、一利なし」というくらいだそうです(;´Д`)

いくら一生懸命日焼け止めを塗るなどして、紫外線対策をしても浴びてしまうことからやはり、赤ちゃんであっても紫外線対策はせよ、というのが常識になっています。

日焼けで黒くなるしくみ

紫外線にはA波(UVA)とB波(UVB)の2種類あります。

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紫外線B波が表皮の一番奥の基底層にあるメラノサイト(メラニンを作り出す細胞)を活性化させ、メラニン色素を作り出します。

これは、紫外線が真皮層に入り込まないように、黒いカーテンをひいてブロック
している、というわけ。

それが、ターンオーバーで角質層に表れてくると皮膚が黒くなるということです。
黒くなるということは、皮膚の防御システムなのですね。

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紫外線による障害【1:シミ・シワ】

冬になって紫外線が弱まれば、表皮のターンオーバーでメラニンも落ちていくのでもとの色に戻ります。

見た目には!!

というのも、日焼けすること皮膚の細胞の遺伝子に傷がつきます。
何度も日焼けして遺伝子に傷がつくと、遺伝子修復が間に合わず遺伝子変化が起こってしまいます。

20歳ころから目立つ顔のシミ=日光黒子(にっこうくろこ)は正式には「老人性色素斑」と言います。
これは、赤ちゃん時代からの日焼けが原因の光老化
です(ToT)

若くして顔に「老人性色素斑」なんて・・・悲しすぎる!!

紫外線A波は皮膚の真皮・皮膚細胞にダメージを及ぼします。

アンチエイジングの敵「活性酸素」を作り出し、

肌のハリを保っているコラーゲンやエラスチン線維を酸化(サビさせる)のです( ゚Д゚)

我が子は二人とも娘・・・

母としてUVケアを怠ったばっかり、将来娘が苦労するのは避けたい(ToT)/~~~

はい、UVケアは必須ということで、了解しました(-ω-)/。

紫外線による障害【2:眼の病気】

紫外線B波は角膜で吸収されるので角膜の急性炎症を起こします。
これを「紫外線角膜炎」と言います。

ちょうど、晴れた日にサングラスをせずにスキーをしたときのことを考えてみて下さい。
半日後くらいに眼が痛くなるいわゆる「雪眼」=紫外線角膜炎ですね。

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紫外線は、スキー場だけではなく日常からも注意が必要です。
赤ちゃん時代から紫外線を浴びすぎると、老年になったころに白内障を起こしやすいともいわれているからです。

紫外線による障害【3:風邪をひきやすくなる】

紫外線B波によるダメージで、免疫に関する細胞が働かなくなり、免疫低下につながります。

祖母が「陽にあたりすぎると、風邪ひくよ~」と言っていたのですが、
おばあちゃんの知恵袋的に言われている事は、経験則でわかっていたのですね。

日焼けの後に、熱を出したりするのも紫外線によるダメージなのです。

母として、我が子の体調不良よりつらいものはありません。
対策をして、避けられるものならしない手はないですね?!

紫外線による障害【4:皮膚がん】

紫外線を無防備に長年浴び続けると、60代以降からがんの前段階の「日光角化症」が表れます。
それは主に顔の部分に表れ、茶色や黒いシミが盛り上がり、ざらついた感じになります。
これが、紫外線によりがん抑制機能がなくなり日光角化症から皮膚がんになってしまうこともあるのです・・・(;´Д`)

以上、これが医者が「紫外線は百害あって一利なし」と言っていた実態なのです!

紫外線・・・美容の敵のみならず健康の敵でもありました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

では、この紫外線に母としてどう立ち向かったらいいのか?!
まとめましたので、ご覧ください。

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赤ちゃん時代から紫外線対策を!

あまりにも神経質になって、家に閉じこもるのもよくありませんが、
UVケアをきちんと行うことは今の時代マストだと思います。

紫外線は晴れの日だけではないのです、曇っている日も日陰であってもガラス越しの室内でも影響があります。
また、紫外線は上から降り注ぐだけでなくアスファルトや建物からの照り返しにより下からも、あらゆる角度から届きます。

紫外線の多い時間帯の外出は避ける

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真夏の紫外線が強い事は常識的に分かるとして、実は5月くらいからかなり紫外線は強めになっています。
そのため、日中の日盛りのお散歩は避けたいところ。
時間帯にして10時~14時
は非常に紫外線が強いので、お散歩は朝早めか、夕方の方がよいでしょう。

肌・眼を紫外線から守る

夏のお散歩には、ベビーカーに日よけカバー・足元にはUVカットカバーやタオルで直射日光を当てない工夫を。

ママも眼を守るための大きめのサングラスがあった方がよいでしょう。

サングラスの選び方も芸能人のお忍びのような真っ黒サングラスなど、あまり濃い色は避けた方がよいです。
なぜなら、濃い色のサングラスは瞳孔を開かせ日光がより眼に入りやすくなってしまうからです><;

日焼け止めを賢く使う

日焼け止めの成分には紫外線の「吸収剤」と「散乱剤」と2種類あります。

吸収剤はSPF50以上などSPF値が高いものに使われています。
紫外線を吸収する薬剤が含まれ、まれにかぶれなど起こすことがあります。

散乱剤は陶土や酸化亜鉛などの金属が、肌の表面に紫外線をはね返すような鏡のような膜を作ってくれます。

これは薬剤ではないので、かぶれを起こすことは少なく、最近はこの金属をシリコンでコーティングすることで、
直接肌には触れないように工夫されており、より肌に優しくなっていますね。

私が愛用しているのは

↑こちらは絶対にシミにしたくない顔に。
腕や首など範囲が広いところはリーズナブルなこちら↓の商品。

を使っています。

赤ちゃんの場合、日常なら紫外線吸収剤のないSPF20程度でPA++くらいでOKと言われています。
プール・海・戸外に長くいる時は、汗や汚れをおとしてから2~3時間ごとに塗り直しましょう!

まとめ

紫外線は「百害あって一利なし」。美容と健康のためにも赤ちゃん時代からUVケアは必須!

紫外線による障害

  • シミ・シワ
  • 紫外線角膜炎から老年期における白内障の原因となる可能性
  • 免疫力低下により、風邪をひきやすくなる
  • 皮膚がん

紫外線対策

  • 5月から紫外線は強くなっている!夏の外出は10時から14時は避ける
  • ベビーカーには日よけけカバーなどを使い、肌・眼を直射日光から守る。
  • 日焼け止めをしっかりと使う

我が子の健やかライフにはUVケアは必須と言うことで、頑張りましょうね~(=゚ω゚)ノ



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