【禅タロット】意味解説！大アルカナ８・９・１０編

禅タロットは「当てる」占いとは一線を画し、自分と向き合うツール。

実際にカードをシャッフルして展開していくのも良いですが、

いつでもどこでもカードを引ける禅タロットの無料アプリがあります！

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今のところ、android版しかないのですがこれは便利！

ふと問いが生まれた時に、サッとカードと向き合えますし、

OSHO　JAPANのサイトでは「カードを購入して読んで下さい」とあって解説がないのですが、

このアプリなら全カードの日本語訳解説も読めるんです!(^^)!

カードを購入する前のおためしにも最適ですね。

ただし、日本語訳を読んでも何のメッセージなのかさっぱり・・・？

と思われる方も多いでしょう。そのため、引き続きカードの意味の解説をしていきますよ♪

さて、今回の記事では

• 大アルカナ　８：COURAGE　勇気

• 大アルカナ　９：独りあること

• 大アルカナ　10：変化

以上のカードの解説をしていきますね。

大アルカナ８：COURAGE　勇気

このカードに描かれているシンボルは、岩。

そして、そのわずかな割れ目から懸命に咲く、野の花ですね。

岩が示す意味は、「挑戦」「障害」「柔軟性のなさ」。

花＝「潜在能力の完全な発達」「広がり」「オープンで分かち合うこと」

そしてその花の色は白。

白＝「純粋さ」「完全さ」「無垢」「神聖さ」「素朴さ」などです。

　あなたが今直面している問題は、大きな障害となって重くのしかかっているでしょう。

今までと同じやり方では、きっと乗り越えられないような問題。

こんな状況になったことを誰かのせいにして、諦めることは簡単です。

でも諦めてしまったら、あなたは成長できるでしょうか。

あなたの魂は目覚めたがっています。

大きくなりたい、美しくなりたいと願っているのです。

それを引き留めて「やめておいたほうがいいんじゃない？」と弱気で囁くのは

安心を求める心なのです。

岩のように大きくのしかかったピンチは、人間の器を大きく広げるための新たなるチャンスです。

８、という数字も同じくそのような状況を示しています。

自然界は１～７の数例で動くことが多いです。

虹の色は7色、音階（ド～シ）は7音、曜日（月～日）も7日だったりしますね。

人も自然界の一部。

生まれてから、自分の居場所を作っていきます。

自分が安心して生きていく上での基盤を築いたり、

自分という人間はこういう人間であると、アイデンティティを確立していったりします。

それが１～７までの段階です。

８から先は、大きな目標にむけて自分の内なる情熱を試されるべく、

試練が与えられたりします。

これをアイデンティティクライシス、とも呼びます。

目標に到達するには、もう少しステップアップすることが求められています。

今一度、目標を振り返ってみてください。

その時に描いた理想の未来像を再度イメージしましょう。

今までやったことのないこと、

自分にはできないと初めから挑戦していなかったこと、

それらに取り組む準備はすでにできていることを示しています。

勇気を出して、一歩を踏み出すときです。

大アルカナ９：ALONESS　独りあること

暗闇は、先の見えない人生を意味します。

その闇を照らして自分の道を見つけていくのは、自らが放つ光。

それを助けてくれるのは、描かれている人物が手にしている木の枝。

「自然の力」であることを示しています。

独りであることは一般的に「孤独」とか「孤立」とかネガティブなイメージが付きまといます。

しかし近年は「おひとりさま」が流行り、

一人焼肉、一人カラオケ、一人旅を楽しむひとが増えてきていますね。

独りであることは、

対象に対して湧き上がる感情を一緒にいる誰かの反応を気にせず、

純粋に堪能できる喜びがあります。

「一人〇〇」を楽しむ人は孤独で淋しい人ではなく、

独りであることに非常にポジティブですね。

今がどれだけ豊かであることか、

どれだけの人に支えられて自分があるのかに気づくように、と示しています。

人は自然の一部であり、大きな循環の輪の中で生きているものです。

しかし、都会の機械や人工物に囲まれた便利な生活では、そのことを忘れてしまいがちになります。

もし、漠然とした不安、途方もない淋しさに襲われたら・・・

それを癒してくれるのは、自然の力だったりします。

森の中に行って、木々や自然のものに触れるのが難しかったら、

公園の芝生の上で裸足になって立ってみるだけでも構いません。

大地に触れて、今自分が身に着けているものについてイメージしてみてください。

その洋服はどこで手にしたものでしょうか。

ショップなどの店舗かもしれないですし、

通販か、はたまたフリマか、誰かのお下がりを譲ってもらったのかもしれません。

それが製品になるまでも、生地の生産者さん、製品に加工する方が関り、

それが流通網に乗ると、さらに色々な人の手を介して、

あなたの元に届いていますね。

私たちの身の回りにあるものは、

全てそうやって人々の手によって支えられているものばかりです。

また、このカードを引かれたということは、

• 人に頼ってはいけない

• 独りで生きていかないといけない　もしくは、
• 独りで生きていてはいけない

こんなメンタルブロックがあるかもしれません。

そのメンタルブロックが形成された背景には、

幼少期の体験が関連していたりします。

メンタルブロックは、幼い自分が自らを守ろうとして築いた心の鎧です。

世の中には「メンタルブロックはずします」というように謳う方もいますが、

自分の一部になっている鎧を簡単に他人にはずしてもらったら、

暴走します　＞＜；

自分でその鎧に気づいて、少しずつ脱いでいくしか方法はありません。

今直面している問題に対して、

何らかのメンタルブロックが作用している可能性があることを示しています。

それが自分の思い込みであることに気づけば、大きな前進です。

これまでの自分ではしえなかった行動に、

自分自身を信じて進めるのだ、ということを伝えています。

気づきと行動によって、現実は大きく変わります。

大アルカナ10：CHANGE　変化

このカードには、

四代元素（火・水・空気・地）や易経八卦、１２星座マークが描かれており、

それらは銀河の大きなうねりの中で、

上を、つまり魂の成長の方向にむけて動いています。

それは自分の小さな力ではなく、もっと大きな力が働き、

自分の望むと望まないとに関わらず、

大きな変化がやってくるときであることを示しています。

１～７の段階で、衣食住という環境を整えて、アイデンティティを確立します。

すると、次に必ず今までの価値観ではどうしても対応できないようなトラブル、

ピンチが訪れたりします。

これをアイデンティティクライシス、とも呼んだりします。

それが８の段階です。

しかし、自分の理想の未来をイメージして、次のステージを見据えて突き進んでいくと、

さらに隠れていた自分のメンタルブロックにもぶち当たるかもしれません。

そのブロックを外してくれるのは、他人ではなく、

自分自身の気づきと行動によってのみ。

こうした１～９の歩みを経てきた先に、10の段階が訪れます。

自力ではなく、他力が働くようになるのです。

新たなるステージに行くことは、先が見えずに恐れが湧くこともあります。

心は安定を求め、魂は成長を求めます。

ヒトの細胞は常に新陳代謝を繰り返し、生まれ変わっています。

肌は28日。

胃腸は3日～7日。

心臓は22日。

骨でさえ2年で生まれ変わります。

生きるとは変わること。

肉体は生まれ変わっても、思考がそこにとどまり続けたら・・・？

それは退化にも等しいことだとは思いませんか。

同じステージに留まっていては、本当の幸せはつかめません。

大きな波には抗わず、上手に乗っていきましょう。

まとめ

以上、大アルカナ８～１０の解説でした。

おさらいします。

禅タロットアプリを使われる時に、色々なスプレッドで引けます。

しかし、一番読みやすいのは「洞察」の一枚引きだと思います。

自分の直面する状況に対して、

どのような在り方であるべきかを、シンプルに教えてくれます。

そのメッセージのヒントとなるよう、今後も記事を書いてまいりたいと思います。

以上、ありがとうございました☆