我が家の次女Moonは長女Sunからの大いに刺激を受ける(イジられる、ともいう笑)毎日により、
Sunと同じ月齢の時より、かなり反応がいい気がします。
やはり、多くの刺激を受けることにより脳の回路がつながるのだなぁ、と感じます。
前回は運動遊びを取り上げましたが、今回はことばでのかかわりにフォーカスして遊び方をご紹介いたします。
目次
赤ちゃん4ケ月のことば遊び
少し離れたところから赤ちゃんの名前を呼んで、姿を探させる
どんどん身の回りの世界に気がついていき、いろいろなことがわかっていきます。
自分の名前もわかるようになり、名前を呼ばれると、すぐに呼んだ人を探し始めます。
ある音のつながりが、何かを意味する、ということがわかってくるのですね。
1日30分語りかけ
1日30分だけでもいいので、テレビも音楽もないとても静かな環境であることがポイントです。
生後3~6ヶ月に起こる発達のうち「聞く力」と「注意を向ける力」にかかわる発達はごく小さいですが大変重要になります。
それは、周りに気を散らすものがない場合にしか発達しない、とのことです。
赤ちゃんが自分の出す音をはっきり聞けることが必要です。
はっきりと聞くことができれば、赤ちゃんは舌と唇の動きと、そこから出る音を結びつけて覚えることができます。
そのためにも静かな環境であることが必要です。
また、注意していられる時間はごく短いです。
この時期、あるものや動きに注意を集中し続けるように赤ちゃんに強制してはいけないそうです。
注意を向ける力が発達する初めの時期には、赤ちゃんが注意をそらした後無理に大人が注意を戻そうとすると、違うものに注意を移している赤ちゃんの集中力をダメにしてしまうそう><;
すぐ気の散る赤ちゃんのために、赤ちゃんが喜びそうなものをまわりにたくさん用意しておき、赤ちゃんが欲しがればすぐにわたせるようにしておきましょう。
好きなときに好きなものに好きなだけ集中していられることが大切だからです。
さて、赤ちゃんを抱っこするか、バウンサーなどに乗せて近づいていられるようにします。
赤ちゃんが大人の口の動きをよく見て、音を区別できます。
どんな風に語りかける?
3~6ヶ月の間の話し方は、赤ちゃんが出す音をこまめにマネで返すことです。
つながった音の最後の音、あるいはひとつの音をマネします。
赤ちゃん:ウー
お母さん:ウウー
赤ちゃん:アイアイ
お母さん:アイアイアイ や アーイアーイなど
これは会話の大切な原型になります。
音を返すのは赤ちゃんにとって一番集中しやすいことなので、注意の発達にとても役立ちます。
少し経つと赤ちゃんがお母さんの音に返すようになり、「会話」が成立していくのです。
赤ちゃん自身に自分自身が出す音を理解させるのにも役立ちます。唇や舌の動かし方次第で別の音がでることを理解していきます。
気をつけることがもうひとつあります。
音による会話に進むためには、赤ちゃんが出した音をそのままマネで返すことです。
大人の音をマネさせようとしてはいけません。
よく大人は「きちんとした」ことばでのみ、赤ちゃんに話しかけるべき、ということも言われますがこれは間違いだそうです。
赤ちゃんの音をマネで返してあげるお母さんの子はことばが育ち、自分の音をマネさせるお母さんの子は音を出さなくなってしまうことがあるそうです。
赤ちゃんが興味を持っているものに音を添えましょう
ボールが転がれば「コロコロコロ」
赤ちゃんを抱き上げて「たかい たか~い」
くすぐりながら「こちょこちょこちょ」
擬音語・擬声語とった遊びの音には、赤ちゃんの注意を引き、意識を目覚めさせておくばかりではなく、声を聞くのはとても楽しいこと、というメッセージを伝えることにもなります。
短く簡単な文で話しかける
ゆっくり調子よく話しかけることが大事です。
×「お父さんの車の音が聞こえたわ。もうすぐお帰りよ」
○「お父さんよ。帰って来たわ。お父さんよ」
短く調子のよい語りかけは赤ちゃんがことばと意味を結びつけることにも役立ちます。
手遊びうたで遊ぼう
語りかけをして、赤ちゃんと目を合わせられるようになったら手遊び遊びましょう。
「にぎ にぎ にぎ」
顔の横で、片手を開いたりにぎったりしながら「にぎ にぎ にぎ」とリズムをつけて歌いかけます。
「てんこ てんこ てんこ」
でんでん太鼓をふるように、顔の横で手をくるくる回して見せます。
「かんぶ かんぶ かんぶ」
赤ちゃんの首がすわった頃から、首を左右にふってみせながら「かんぶ かんぶ かんぶ」と歌いかけます。
これは赤ちゃんの首の運動にもなります。
生後6ヶ月くらいになったら「いやいや」の気持ちを表すことへとつながります。
おもちゃを渡したとき、赤ちゃんがいらないと手を放したら「いやいや?」と首をふってみせて聞いてみます。
赤ちゃんは「かんぶ かんぶ」でその動作ができるようになっているので同じように首を振ってマネするようになります。
「そうなの。いやいやなの」と応えることを繰り返すと、「いやいや」と言っただけで首をふるようになるそうです。
今度は「いやいや」といった様子で首を振ったときに「かんぶ かんぶ かんぶ」と歌いかけると、赤ちゃんは「違う!」というように怒るそうです。
「そうか、いやなのね」というと納得して、「かんぶ かんぶ」の遊びの動作と、「いや」の気持ちを表すものと使い分けができるようになるそうです。
どの動作のときも、赤ちゃんの正面をむいて、目をみてやってみせてください。
また、あれもこれもと次々にやるのではなく「かんぶ かんぶ」ならしばらくそれだけを繰り返しやってみせることです。
赤ちゃんは初めはジーっと見ているだけで、なかなかマネまでいきませんが、繰り返しやっているとかすかに動いてリズムを取るようになるのです。
また、お子さんによって好みがあるようですので無理に教えたりしないことが大事です。
まとめ
この時期におけることばでの遊び方。
・自分の名前が分かるようになる時期。遠くから名前を呼んで探させる。
腹ばいになって名前を呼び、目があったら「つかまえちゃうぞ~!」と近寄っていき「コチョ コチョ」とくすぐるのは大変喜びます。
・目を合わせて、赤ちゃんの出す音をマネで返す。
・手遊びをする
→「にぎ にぎ にぎ」「てんこ てんこ」「かんぶ かんぶ」など
生き生きした表情を見て、赤ちゃんはたくさん音を出します。
やはり「生き生きした表情」は子どもにはかなわないのか、我が家では私より長女Sunの方がMoonを笑わせるのが上手です。
Sunが普通に話しかけるだけで「きゃっきゃ」と笑うMoon。
彼女の笑いのツボがわかりません。。
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