先日B2講座があり、その時発表した次女Moonの物語です。
Sunの幼稚園の送りから帰ってきて、おやつのおにぎりを食べ終わり散歩に向かうときの話です。
私は立って抱き少し歩き、座れそうな道路わきにしゃがんで抱っこにしました。
5~6分経過し、ぐずり泣きが続いていたので抱き上げ歩きで10メートルくらい先の広い通りまで出ました。
歩き出すとぐずりが収まってきて、そしてMoonがよく座り込む歩道のわきへ下ろします。
するとMoonはすぐそこにあった生垣のラカンマキの実を獲り始めます。
これを繰り返していると向こうからたまに会うおばあちゃんが歩いてきました。
おばあちゃん:お散歩~?
あばあちゃん:いいねぇ。それにしてもいつまでも暑いねぇ。
おばあちゃん:おかあさんとお散歩なんていいね。それじゃあまたね。
Moonはおばあちゃんが5mくらい歩いて行ってしまってから
それからMoonはおばあちゃんが歩いて行った方向に向かって歩き始めました。
おしまい。
この発表を受けた遠藤さんからは、
「抱っこ」と言われたら抱きしめて、「たっち」と言われたら立ち上がって抱きしめればよい。
そして、しばらくしたらおろして様子を見るように。と言われました。
散歩=歩くことではなく、外に出ることである、と言うことだったのです。
私はこれまで、散歩だから「歩かせなくては!」と言う思いで、どうしたら歩いてくれるだろうか?と四苦八苦していたのでした。
そして、散歩での子の意識の広がりとは庭→地域であるとのこと。
我が家はアパート住まいなので庭はないのですが、玄関から出て階段3階から1階までのを降り、駐車場までは元気に「あっち!」と外に出ていくのに、駐車場についたとたん「あっこ(だっこ)!」だったり、駐輪場に置いてある三輪車にまたがったり(Sunからのお下がり、足が届かないのでまだこげない)で、地域に歩き出さないMoonの散歩時間に悩んでいた私には憑き物が落ちた気がしました。
「あぁ、この子の意識の広がりはまだ「庭」の範囲なんだ」と。
そういえば先日高山の義実家に行った時も、庭はスタスタと自分であるくのに、一歩道路に出るともう歩かずに抱っこをせがんできたな、と。それは慣れない土地であるから?と思ったけれど、意識の広がりが「庭範囲」だったからなんですね。
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