さて、何ケ月かぶりに降園後にお友達の家に行くと言ったSun。
相手のSちゃんのお家はすぐ近くで子どもの足でも徒歩2~3分のところ。
降園後に往復してもその後の日課に支障はない、と判断した私は
と答えました。
Sちゃんのお家に遊びに行くのはSunだけではなく、もうひとりRちゃんもいるそうで、Rちゃんのママは例のように荷物を引き取ってSちゃんのママに預けて帰られました。
3人で手をつないではしゃぎながら帰るSun達。
Sちゃんのお家の前に来ると、Sunに
SunはSちゃんとRちゃんを見やり、曇った顔をします。
Sちゃんのママは「え?一旦帰るんですか?」と怪訝な顔。
その後、帰ってカバンを片づけます。
と指示して再度出かけました。
Sちゃんのお家に着くとSちゃんのママに
Sちゃんのママは「Rちゃんちは4時半にお迎えに来るんだけど・・・」とおっしゃいます。
「え?19時?!うちは遅くても21時とは思ってるけど、19時は早いね~。だからSunちゃん元気なんですね」と言うような会話に。
そして・・・
16時過ぎ。
迎えに言ってチャイムを鳴らします。
Sちゃんのママが「Sちゃん、ママ来たよ」
門が開いてSちゃんのママは「帰りたくないって言ってるんですけど・・・」と困り顔。
そんなやり取りが5分くらい。
Sちゃんのママは「また遊びに来ればいいから・・・。Rちゃんのママが来るまでいる・・・?」とSunに声をかけてくれました。
とSunを抱きかかえ、靴を持ちます。
泣き叫ぶSun。
と挨拶をし右腕にSunを、左腕にMoonを抱えて外に出ました。
Sちゃんの家の門を出て駐車場のところでSunを降ろします。
泣くSun。
私はMoonを抱いて家の方に歩き始めます。
裸足で泣きながら追いかけてくるSun。
靴を履き、泣きながら帰るSun。
という心の言葉が出てしまう私。
家についてからも泣き続けます。
日課の指示出しにも泣き続けるSun。
と言って駆け寄って抱き着いてきます。
私は座って向き合って抱っこをします。
そこでMoonがおもちゃを差し出してくるので、「はい、ありがと~」と普通に接していると・・・
とすごい剣幕でまくしたてました。
Sunはしばらく膝で泣き、私は抱きしめました。
Sunは立ち上がり、本を取り出して読み始めます。
といつも通り断ったSunでした。
その夜の「今日の一日のお話」タイムにて、この件を話しました。
次の日の朝食時
と降園後のお散歩プランについて離すSun。
その日のお散歩ではコロッケを買いに行き、夕食の一品にしました。
おしまい
結局最後は「説明」してしまった私(◎_◎;)
でも、その気迫がSunに伝わったのかな・・・。Sunの日課を守り体内時計を確立させることが、命を守り心を育む土台になる、それを母親の私は一番大事にしたい。
その姿勢を貫くことは時に周りとのギャップを生み、「あの家変わってるよね」なんて言われるかもしれない・・・。
でも、私が一番大事にしたいのは「子が育つこと」。
それならば大いに「変わった人」になろうじゃないか(*^▽^*)と思ったのです。
講座の中では「日課の安定」は体内時計を確立する意義があるので一番重要!とお話頂いたのですが、
私は日本人は、古来から1年を通して「ハレの日」(祭りや年中行事の特別な日)と日常の「ケの日」を分けて生活してきた歴史を考えてみても、「ケの日」が淡々と同じリズムで流れているからこそ、「ハレの日」が嬉しくて待ち遠しいのではと思うのです。
(Sunは今月末に行われる「ハロウィン」のイベント(幼稚園の有志のママ達が企画してくれたもの)を、カレンダーを眺めて楽しみにしています。)
そして同じリズムで過ごしているからこそ、ちょっとした変化や違和感にも気づける感覚を身につけるのだ、と。
来週の講座ではやっぱりこの件を発表しようかな・・・と思った私デス。
「だ~か~ら~、説明はいらないって言ってるでしょ!」と叱られるかもだけど
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