先週の木曜日のことです。
幼稚園で流行り始めた胃腸風邪にかかり、まずはじめにSunがダウン。
そして、小児科で「下の子は必ずやかかるでしょう( ̄▽ ̄)」と恐怖の予言通り、次の日の金曜日の午後にはMoonが嘔吐。
具合が悪いのでずっと抱っこをせがまれる状態で、なんども嘔吐されると・・・
さすがの元気印の私もダメでしたね。。
土曜日の早朝から私も嘔吐で、胃腸風邪菌の餌食となりました(ノД`)・゜・。
約1年ぶりにフラフラで動けない・・・といった状態にもかかわらず、運悪く夫は数か月に一度の土曜当番で出勤。
なんとかお弁当を準備して送り出しました。
朝食の片付けもそこそこに、とりあえず横になりたい・・・という状況で立ち上がったSun!
洗濯機をセットし終えたところで、リビングのソファに横になる私。
バケツに水をくみ、床に置くと水の量が足りないと何度もコップに水を入れては足しています。
雑巾を絞り、ダイニングキッチンからリビングまでの床を拭くSun。
一通り雑巾をかけ終わると、隣の部屋のクローゼットから掃除機を引っ張り出してきました。
そして、ダイニングキッチンの掃除機をかけ、さてコルクマットを敷いているリビングのおもちゃ空間の辺にさしかかりました。
おもちゃ空間のなかは、朝遊んでそのままの状態です。
その場に掃除機を放置し、
気持ち悪さと闘う私はソファでウトウトしていました。
Sunは食べ終わって、遊び始めていました。
どうやら、先ほどちりとりで集めたオートミールをゴミ箱に捨てずにそのまま放置していたものを、Moonがひっくり返した様子。
それでもSunは遊び続けます。
私は、よろよろと起き上がり仕方なく掃除機をかけます。
そして、そのころにはもう洗濯機では洗濯物が洗い終わっていました。
いつもの調子で断り、遊び続けるSun。
舌打ちしたい気分(!)でなんとか洗濯物を干し終わる私。
ブチ切れる私の様子に、ボー然とした様子でうなづくSunでした。
おしまい
もう最後はかなりの気分の入った怒り方をしていますよね(-_-;)
Sunが張り切って動き始めてくれたとき、「もうこんなに頼れるなんて・・・」という感動と「期待」をしてしまったんです。
それが「飽きた~」で「裏切られた」と感じたことへの八つ当たり的な態度だったと思います。
小さい頃から「子育ち」で育っている子は、お母さんが体調不良で寝込んでいると大人顔負けの食事を作ってくれたり、当たり前のように洗濯物をたたんでおいてくれたり、洗い物をしてくれたり。そしてしかも「やったぞ!」っていうアピールをしない・・・ってそういう子とSunを比べてしまっていた私がいたんです。
それはあるがままのSunを否定することになるよなぁって反省しました。
遠藤さんが「ブレていいんですよ。ブレるからこそ軸が分かるんです」っておっしゃっていましたが、このことで私は「人と比べない。今のSunの姿を大事にしよう」っていう気持ちを再確認しました。
それにしても、今回の体調不良事件でおもちゃ空間・机上空間の偉大さをさらに感じました。
SunもMoonも(Moonはあまり体調が良くなく、ソファでくっついて寝ていることも多かったのですが)1日中、ずっと空間で遊び込んでいました。
今のブームはリカちゃん人形(親戚のお姉ちゃんからのお下がりで頂いたのです)でのお人形遊びなのですが、お店屋さんごっこだったり、お世話遊びだったり。
それに必要なものを色紙や画用紙を切ったり貼ったりと色々作りながら、どんどん展開していきました。
片付け役の親が機能しなかったので、それはそれはすごい状態にはなりましたが(;’∀’)
このことをえんどうまめの会で報告すると、Hさんから「そうなのよ、だからおもちゃ空間に親が入らないって大事なのよね」とおっしゃっていました。
親が空間に入り込んで、遊びを先導してしまうと子は一人で遊べなくなってしまうからです。
子は自らの内側にグッと入り込んでとことん遊び尽くす。
そんなところで集中力や発想力、創造性といったものを養っていくのだろうなぁと思いました。
今回は気分で当たってしまったことは反省点でしたが、ひとつ良かったと思う点がありました。
それはいくら私が具合が悪くて家事ができなそうでも「もう飽きちゃった」とSunが言ったこと。
Sunにとって「ありのままの自分」を表現できる場を作ってあげられていたのだ、と自分の成長を感じられました(*^▽^*)
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