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Sun(5才3ヶ月)の物語 「ああいえば こういう・・・」

Sunの物語
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今朝の出来事です。

毎朝自分で起きてきて、おはようのHugをした後トイレに行き、その後洗面所でパジャマを脱ぐというのがお決まりのパターン。

それからクローゼットに行き、今日着る服を選んで着るのですが、今朝はパジャマを脱いだ後シャツ&パンツ姿でフラフラするSun。
既に着替え終わって、おもちゃ空間で遊ぶMoonのところに入って、お人形のエマちゃんを抱いて遊び始めました。

Sun,遊ぶ前にお着替えしてしてください。
Sun
は~い
と生返事。

しばらく経っても着替えずに遊んでいます。

Sun,お着替えしましょう。そんな恰好じゃ風邪ひくよ。

そのうちにMoonが

Moon
うんち~
と言ってきました。

Moonのおむつを替えつつ、お人形のお世話をするSunに

お着替えして下さい(-_-メ)!
Sun
ねぇ、わかってる!そんな怖い声で言わなくてもいいじゃん。ねぇ、エマちゃん
とお人形に同意を求めるSun。

あのね、何回言ってると思ってる?
Sun
そんな言い方しなくていいじゃん。そういう言い方されたら人は悲しい!もっとさ、やさしく言ってよね~
優しく言うの(~_~メ)?
Sun
そう、お着替えしましょうね~(*^▽^*)、とかさ
お・着・替・え・してクダサイ!!(; ・`д・´)
Sun
はいはい、あ~怖いね~(-_-)/

おしまい

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もうね、最近こんなんばっかです(;´・ω・)
幼稚園から帰ってきての片付け&明日の準備のときも、指示をすると「分かってる!」って言うし。

それは小人扱いから個人扱いへの変遷期であることは分かってはいるのですが、こんな風に言い方にいちゃもんつけてきたり、
睨んできたり・・・カッチーン(; ・`д・´)!と気分が出てしまうことがしばしばなのです。

そんな時に読んだのがこちらの本。

「からだクリエイトきらくかん」という整体スタジオを主宰している奥谷まゆみさんの著書です。
奥谷さんが20年、老若男女、新生児から高齢者までのべ2万人というクライアントさんとのやりとりからみつけたある法則・・・

「毎日がなんとなく楽しめない、死にたいほどじゃないけれど生きづらい感じがする」という人生がグレーな感じで見ているクライアントさんに共通するのは「育ち方」に原因があった、ということ。

生きづらい、と話す人の子ども時代は、ほとんどが子育て熱心ないわゆる「いいお母さん」に育てられていたとのこと。
ここでいう「いいお母さん」とは・・・
「それはダメよ、危ないでしょ」と子の行動を制限して、周りの子と比べてああしなさい、こうしなさいと振り回して・・・
という子育ちとは真逆な感じのお母さんのこと。

それに対して年齢別の体の発達に合わせたその時期特有の行動パターンを「こうすればうまくいく!」というアドバイス付きで紹介しているのです。

子育ちと共通する部分が多々あるのです。
(子育ち的に言えば、もっとこうすればうまくいくのに~と思う部分もありますが)

・・・と前置きが長くなりましたが、我が家のSun(5才)の項を見てみると。

4歳児でいったんトーンダウンしたかと思われた子どもの自己主張。
どっこい、5歳児になる頃には、まさかのオレ様リターン。しかもパワーアップして返ってきちゃった(笑)!

この時期の知能の発達スピードはすさまじいし、幼稚園でたくさん刺激を受けた5歳児は、今までにないボキャブラリーと表現力を手に入れている。
同じく自己主張全開の2~3歳児時代は「私がやる~」「これ嫌い~」ってただ言い張ってただけなのに、5歳児の自己主張は「私は、犬がおなかを出してひっくり返っているのをみると、とってもうれしくなるの~!」っていう具合に、自分の感じている「感情」をこと細かに、明確に表現できるようになる。

さらにこの時期、子どもたちはもう一つ「時間には過去~現在~未来の流れがある」という時系列(タイムライン)の概念を理解する能力を手に入れる。

~中略~

経験データを駆使して、今まで違ってイラッとするようなことを言ったりする。

単なる自己主張から自己表現へ。それが5歳児の成長をもっとも象徴する変化なんだけど、実はこれには呼吸器の成長が関係している。

子どものカラダは「脳が育っている時期」「消化器が育っている時期」みたいにある特定のパーツが飛びぬけて成長する時期があって、5歳児期には「呼吸器の成長」がピークを迎える。

呼吸器の代表といえば「肺」だよね。
肺は呼吸することで大きく伸びたり縮んだりして成長するから、この時期は、カラダから「肺が育ちたがってま~す!深~い呼吸をしてくださ~い!」って指令が下る。

この時にカラダが重視するのは「吸う」より「吐く」ほう。

~中略~

深く息を吐くっていう行為は、ココロの奥にある自分の気持ちを吐露することと本質的に同じ。

5歳児が急に自己表現を開花させるのは、このカラダからの指令があってこと。
色々な表現方法を手に入れて、それを使いたくてウズウズしているココロに、肺を動かして成長したいカラダは待ってましたとばかり
「そうだそうだ、もっといっちゃえ!そうしたら肺が大きくなれるから!」とけしかける。

表現ばかりか声までデカくなる。

これに対しての奥谷さんからのアドバイスは、
「カラダのためには言いたいことはぜ~んぶ出し切ってもらったほうがいい。聞くのがイヤなら耳栓でもして聞いているふりをすればいい。「そう、この主張は深呼吸だ。これで肺が育つんだ」って納得させながらやり過ごそう

そして「主張の9割は無理難題だと思うから、全部聞き終わった後でひとこと言ってやろう。「そんなの、ムリ」はい、これで終了」
って締めてらっしゃるけど、そんなオチじゃせっかく思いを吐き出しても、全否定では子は傷つくでしょうと思う私(´Д`)

子育ち的に「マネで返して手当しない(真に受けない)」というの「ありのままの姿」を受け止めようとする姿勢の方が、子も親も「まぁるくヾ(@⌒ー⌒@)ノ」いられると思うのです。

話がズレましたが、Sunの屁理屈は「肺成長中~!!」のサインということ。
私は真に受けてカッチーンとしてるんじゃなくて流してマネで返す、を徹底していこう( `ー´)ノと思った次第です。

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