今朝の出来事です。
幼稚園の送りから帰ってきて、自転車から降りる時からそれは始まりました。
いつもの日課では、帰ってきて手を洗っておやつのおにぎりを食べてから散歩に出かけるのです。
しかし、自転車から降りる時に足を指して
片方裸足になったまま暴れだすMoon。
駐輪場で暴れるMoonを抱き上げ、アパートの階段を登り、玄関に入ります。
玄関から離れようとする私に一段と泣き声が大きくなるMoon。
と、つかまえて靴を脱がせます。
泣きじゃくるMoonを尻目に私は手を洗います。
と、強制をかけます。
とリュックをしょいかけると・・・
それから、いつも通りおにぎりを食べて、散歩にでかけました。
おしまい
泣きじゃくっていたところから日課の流れに乗った途端「今泣いたカラスがも~う笑った(^^♪」状態でした。
朝のしたくの時に、靴下も靴も一人で掃いて、上着も羽織ってSunの帽子やカバンを手に一番乗りで玄関で待機していたMoon。
私は時間に追われるあまりMoonの身支度チェックを怠っていたのですね。
いわゆる母親として油断した、ということです。
それが靴下が靴の中でだぶついて気持ち悪かった、というぐずりの引き金をひいたのだと思います。
そして、昨日ご紹介したこちらの著書に2歳児期特有の「イヤイヤ」について書かれていました。
2歳児期部分を抜粋して紹介しますね。
1歳~3歳児のカラダはほぼ三頭身で、大きく重たい頭をまっすぐに背骨の上に置いている。
それができるのは、あかちゃん時代に寝返りやハイハイで半端なく体幹筋(胴体にある筋肉群。カラダを支える役割)を鍛えていたから。
だから、カラダの軸がまっすぐで重心もど真ん中。カラダの重心とココロには深い関りがある。
重心が前に傾くと、人の意識はちょっと先の未来や空想の世界に行きやすくなる。
逆に後ろに傾くと意識は過去のことにグルグルこだわるようになりやすい。そして、重心が常にカラダのど真ん中にあるこの年頃の子どもの場合、意識は「今ここ」にしかない。
過去、未来という時間感覚が育つのはもう少し先。また体幹筋があるということは「腹の力(胆力)がある」ということ。
つまり2~3歳児はメチャクチャ腹のすわった「これぞ自分」というものを持っている生き物なんだ。「とにかく主張したい、生きたい!」っていう明確な意志をもって生きている、すごいやつらだよ。
ということで、突然キレたりひっくり返って泣きじゃくるのは「今はそうしたい」というその一点のみだそう。
奥谷さんが提案する対策方法は「ひたすら同調作戦」
2歳児のココロの奥にある「要求を満たして欲しい」ではなく「気持ちを分かって欲しい」に応えること。
お母さんが「うんうん」って同調してくれると満足するし、泣くだけ泣いたらこだわりが手放せて、まるで気持ちの大掃除ができたみたいにスッキリ切り替えられる
これはまさに、「マネで返す」だ!と私は読みながら思ったのです。
去年の夏にえんどうまめの会に参加したとき、OBのHさんに「受講開始までにまだ相当時間があるのですが、今できることはなんでしょうか」と相談したときに「とにかく『マネで返す』を徹底してみてね」とアドバイス頂いたことを思い出しました。
Sunのああだこうだの時も、Moonのヤダヤダも「マネで返す」ことがポイントでしたね。
そうそう、「マネで返す」エピソードで昨日こんなことがありました。
私の用事のために車で移動中のこと。
助手席のSunがフロントガラスに当たり始めた雨粒を見て
用事が済み、帰宅する頃には先ほどより雨が強くなっていました。
運転席の後ろに座ったMoonが
と言いました。
Sunは振り返って
そんなやりとりが延々続きます。
10回くらい繰り返したところで
それから、家に着くまで10分くらいずっと「あめ~」「あめだねぇ」を繰り返しておりました。
Sunもマネで返される心地よさを知っているから、妹にも付き合ってあげているんだろうなぁ、なんて二人の姿にほっこりしたのでした。
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