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Sun劇場開幕 (5才5カ月)

Sunの物語
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先日の土曜日、掃除をする私の指示を断りSunがなにやらホワイトボードに向かって真剣な表情・・・。

Sun
できた!みてみて~。

お~、いっぱい描いたね~!
Sun
ね、劇やるから見に来て。
はいはい、ちょっとこれやってからね。

面白そう!と思った私は家事の区切りをつけて見に行くことにしました。
その間Sunは、ホワイトボードに布を掛けたり、小道具を用意したり、客席用のシートを敷いたりと忙しそう。

はい、どうぞ。ここに座ればいいの?
Sun
そう、床に座って。
Sun
3・2・1って言って。
はい、3・2・1・・・
Sun
じゃーん!

ホワイトボードにかけた布を外しました。
枠のところに「いえのはなし」というタイトルがつけられています。

「いまのはなし」・・・?

「え」が読み取れず、読み間違えた私。

Sun
違うよ!、「いえのはなし」!
あぁ、「いえのはなし」「MoonとSunのいえとぱぱとまま」
Sun
そう、はじまりまじまり~!これ~、2階建てなんですよ~。
2階建てなんですね~。
Sun
3・2・1って言って。
3・2・1・・・!

ホワイトボードの裏に隠した小道具にかけた風呂敷をとるSun。それを腰に巻き付けようとして

Sun
本当は、これ縛ろうと思ってたんですけど、時間ぎりぎりで~。はい。
むかしむかし、お父さんが住んでいました。

カラーペグのなかから青いペグを取り出し、ホワイトボードの粉受け部分に立てました。

Sun
おかあさんも住んでいました。

次は水色のペグを取り出し、青いペグの隣に置きました。

Sun
この家には、Moonちゃんという女の子がいました。

赤いペグを見せながらいい、水色のペグの隣に置きました。

Sun
この家には、私(⋈◍>◡<◍)。✧♡(手で胸を押さえながら)、ちょっと5才の女の子がいました。

5才と手で示しながらピンク色のペグを見せ、隣に置きました。

Sun
この4人家族で住んでいました。この家に入るにはドアがあります。

マーカーを取り出し、一番下に扉を書き加えました。

Sun
そして、この5年生の女の子にはお人形ちゃんが住んでいます。

アイロンビーズセットのなかから、ピンセットを取り出します。

Sun
ワンちゃん、これでつかみま~す。(黄色いペグをつかみながら)犬のワンちゃんがいます。ワンワン!

4人家族と言って立てたペグのとなりに、黄色いペグを横置きにします。

Sun
そうしているうちに、もう一人の動物がきます。それは・・・ネコちゃん。にゃあにゃあにゃあ。

またピンセットで黄色いペグをとりだし、ワンちゃんの隣に置きました。

Sun
この家は何人家族かというと、1・2・3・4・5・6。6人家族です。

縦置きした4本のペグと、横置きした2本のペグを数え、指で6と示しました。

Sun
この家にどうやって入ろうか~、というと。ワンちゃんたちは犬小屋にいてね~

横置きした2本のペグをホワイトボードの裏に隠しました。

Sun
あぁ、良かったね。じゃあ、家に入ろうか。

4本のペグをトントントンと持ったところ・・・(氣が変わった様子)

Sun
みんなで、お買い物に行きましょう。

おもちゃ空間から、トレーを出して来ました。

Sun
じゃあ、運転するね~。

青いペグだけ前側に置き、あとの3本は後ろに寄せて置きました。

Sun
じゃあ、お買い物に行くよ~。ぶ~ん

トレーを動かします。

Sun
あ~、ドライブ楽しかったね~。ついた。階段上ろう。

階段を描いた辺りをペグでトコトコします。

Sun
お腹すいたから、ご飯食べよう
Sun
こうして、幸せに暮らしました。お~し~まい!!

手を叩いて終わりにしました。

私は拍手をしました。

おしまい

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先日、幼稚園で生活発表会があり劇ごっこブームが来ています。
幼稚園でも毎日年長さんがやった「オズの魔法使い」からの魔女ごっこを毎日やっている、と話してくれます( *´艸`)

そんなことからの今回のSun劇場。
設定がコロコロ変わったり、あちこちに目が行ってストーリーがあるようなないような、Sunらしい面白い劇を見ながら、ほっこりしてしまう親バカな母でした(*^▽^*)

こうやって、ああやこうやと自分の頭の中に浮かんでくるイメージを、工夫して具現化していくことこそ「思考回路」の開拓につながるんだとどんぐり倶楽部の糸山さんもおっしゃっていました。

今まで、私は自分の「難しいこと」に直面すると頭がフリーズしてしまい考えられなくなる、そのコンプレックスのために、子には「本物の学力を!」と願ってきました。

そんなことからの早期教育開始だったのですが、子の様子をみると早期教育には違和感が大きくなってきたところで「子育ち」と出会い、そして「どんぐり俱楽部」と出会いました。

「知識」を与えさえすれば思考力はつくのだ、と勘違いしていましたのですね。
糸山さんも著書「最初に学びたい学習方法(上)」(どんぐり俱楽部HPからダウンロードして読めます!)のなかで、このように述べていました。

水路を作らなければ船は使えないのに、船ばかりを造って、その船の数や性能を喜ぶのは、本末転倒です。
まずは、幼児・児童期にどこにでも行ける水路を作る。水路を作るのには、誰もが自在に使える持って生まれた視覚イメージという道具を使う。

そして、十分な水路が出来たところで、自分が使いたい、あるいは使わなければならない水路に適した船を導入する。高速船か、運搬船か、トロール船かは使用環境で変える。

つまり、船の導入は、幼児・児童期にすべきことではないと言う事です。必要になったら、その都度、最適な船を導入すればいいだけです。水路さえ出来ていれば、何の心配もないということです。

「子育ち」の日課をベースにして、生活の指示を出しながら遊ぶこと。これによって、「思考回路」ができるのだなぁと改めて思いました。

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