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「やらない」と決めること (Sun5才7か月)

Sunの物語
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今年は4月に入っても気温が低めの日が続き、桜が長持ちしていますね。
Sunの学年にはイベント企画の好きなママさん達がいて、毎年「お花見」「花火」「ハロウィン」「クリスマス」の企画をして下さいます。

先月お花見会の案内が来た時に、Sunに聞きました。

今年も、お花見会やります~ってお知らせ来たけどどうする?
Sun
ん~、Sunね、お花見会は行かない。
え?!行かないの?なんで?

予想外な答えに、思わず理由を聞いてしまいました。

Sun
だってさ、お花見会って外じゃん。いっぱい人がいるし、恥ずかしいんだよね。
恥ずかしいんだ~。じゃあ、花火会やハロウィン、クリスマス会も行かない?
Sun
花火会は行かないけど、ハロウィンとクリスマスは行く。
そうなんだ。じゃあ、行きませんって返事しておくね。

その後も「今日が申し込み締め切りです」という連絡が来た時も、再度確認。

今日で申し込み締め切りだって。本当に行かないんだね。
Sun
うん。行かない~。

少しも迷う素振りなく返事をするSunでした。

そして昨日、幼稚園の降園の時に、仲の良いお友達から「明日お花見で遊ぼうね~!」と声を掛けられたSun。
しかし、Sunは「Sun,お花見行かないんだよね」ってあっさり返事していました。

帰宅して昼食をとりながら
Sun
今日さ、何でお花見行かないの?って聞かれたんだよね。だからね、Sun『Moonが口の周りに湿疹できちゃって、病院行くんだ』って言ったんだ。

と話しておりました。

そうなんだね~。

と応えた私でした。

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「恥ずかしいから」っていう本音は隠しつつ、当たり障りなく答えたんだ~と思いましたが、
仲の良いお友達が行くって言っているから「行かない」という選択に後悔したりしないのか?と思ったのですが杞憂だったようです。

そこで遠藤さんが講座の中でおっしゃっていたことを思い出しました。
子育ちっ子は日々「指示」を受けて「やる」「やらない」の決断と行動を繰り返しているので、判断するときに迷いがなく、かつ行動が伴うのだと。

たよりもりのの4月号のマツお母さんのコラムにも似たようなことが書かれていました。
マツお母さんの用事に付き添うという決断をしたウメ子ちゃんに対して「どうする?本当にお母さんと一緒に行く?お父さんと家で待っててもいいよ」といういうマツお母さんにウメ子ちゃんは「ねぇ?!ウメ子は一緒に行くって決めたよね?!」と怖い声で返されたそうです。
それを受けてウメ子ちゃんの決めたことは余計な口を挟まず、バックアップに努めよう、と思ったとマツお母さん。

Sunは私のエゴによる早期教育からの子育ち後発組だけど、子育ちっ子の片鱗が見えたのでは?!という出来事でした。

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