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じぶんで! (Moon2才3ヶ月)

Moonの物語
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今日の散歩の時のことです。

公園で一通り遊んだあと、ベンチに座りました。
Moonがベンチのすわる部分に登ってきたので

ベンチの上に登るときは靴を脱ぎます
と言いました。

Moonは靴を脱ぎ、その上に

Moon
くつしたもぬぐ
と言って脱いでしまい、靴下をパーカーのポケットにしまいました。

私としては、素足で靴を履くと靴が汚れるので嫌ではありましたが、頑として譲らないのであきらめました(;^_^A

それから、公園をでて周りを歩いて回っているうちに家に帰る時間になりました。
道端に座ったMoonに

そろそろ家に戻りま~す
と声を掛けました。
Moon
そろそろいこっか。
そういうとおもむろに靴を脱ぎ始めました。
何で靴ぬぐの・・・・(。´・ω・)?
Moon
くつした、はく。
そういうと、ポケットから靴下を取り出しました。
あぁ、靴下はくのね。

私はまず右足の靴下をはくMoonの手伝い(かかと部分が足の甲に来ていたのを直した)をし、靴のマジックベルトもキュッとなるように手直ししました。

次に左足も同じように手伝おうと手を出しかけると、

Moon
じぶんで(; ・`д・´)!

と言われてしまいました。
そして、靴まで履き終わっていた右足も靴を脱ぎ、靴下も脱ぎ、一人で靴下から履き直しました。

あぁ、自分でやるんだもんね。

そう言って、右足も左足も一人で全部履き終わるのを見つめていた私でした。

両足とも靴まで履き終えると、立ち上がり、マジックベルトを「ギューペタ」とし直し、

Moon
よし、できた。行こうか。

と言いました。

おしまい。

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つくづく私は「やってしまう」ダメな母親だなぁ・・・と反省しきり。
講座を修了しても、無意識になってしまうとついついこうして、子の成長する機会を奪いがちになる私。
もう・・・何やってんだろう・・・、なんて落ち込むのでした。
子が求めていないのに手(ヒント)を出してしまうのは、Sunのどんぐりタイムでも同じですね。

遠藤さんが折に触れて講座の中でおっしゃっていたこと。
「思春期の子育てが難しいって言われるけど、大事なことは1つだけなんですよ。それは「頼まれたことだけする。頼まれないことはしない!」これだけ」
子が親に何でも頼めること、そして親が子に頼めること、それこそが信頼関係であり、そういう関係を思春期までに構築できているかが肝だとおっしゃっていました。

Moonの様子を見ていると、今年に入ったころ(2才ちょっと前)から「じぶんで!」と主張することが増えてきました。
自転車のヘルメットをつけるのも、お風呂から上がったあと、おむつもシャツもパジャマも着るのも全部「自分で!」と言います。
最近凝っているのは自転車や車のチャイルドシートのバックルをガシャン!とやりたい、ということ。
(時間に追われていて、手伝ってしまうと大泣きされます(+_+;))
最初はできなくて、しばらく格闘したあとできないと判断すると「ママやって。」と頼んできます。
それを繰り返しているといつの間にかできるようになっていくんですね。

子育ちで「子は自ら成長する力を持っている」
どんぐりで「子はフツーに天才」といわれていること
これが、頭では分かっているようで身に付いていない証拠。

それでも、こうして物語にすることで気付けていることは、気付かずにいるよりはマシだよね・・・と自らを励ましつつ、無意識禁止!で子育ちの軸を意識していくしかないな、と思い直しました。

思い返せばSunが同じくらいの時期、私はフルタイムで働いており7:30~18:00まで保育園に預け、帰ってきたらとにかく21時に寝かすことだけを目標に追い立てての生活でした。

当然Sunの中に流れる時間を完全無視した生活でした。しかも、Sunにつかえる限られた時間を早期教育に充ててしまうという勘違いをしていたのです(-_-;)
私のココロはいつだって「何かが足りない」「これではダメ」と焦りと不安で波立っていました。

子育ちを学んだ今、こんな風に「遊びの時間」を確保しMoonのテンポに合わせることができることは、私自身にとっても「幸せ」の感覚を取り戻した気持ちでいます。

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