5月の連休は私の実家のある長野(北信)に帰省してどんぐり倶楽部はしばらくお休みしました。
帰省した時に、あちこち行楽地に連れて行ってもらったのですが、喜んで私の両親の方の車に乗り込んだ娘たち。
私たち夫婦は自分の車で移動したのですが、両親の運転する車中ずうっとしゃべり続けていたSun。
後から母から「Sunがね『”どんぐり倶楽部”っていうのやってるの。お絵描きするんだよ。いっぱい考えなきゃいけないから難しいけど、楽しいんだよ』と話していたよ」と教えてくれました。
糸山先生はどんぐりは作業や処理になってしまっては意味がなく、とにかく楽しくやらなければ意味がないと常々おっしゃっているので、これは嬉しいことでした(*^^)v
OMX06
連休明けの5月10日(水)のことです。
この日は平日なのでMoonを預かってくれる夫は不在、Moonのお昼寝も済んでいるので周りでチョロチョロして落ち着かない状況ではありました。
しかし、しばらくどんぐりタイムをしていなかったからかSunの「どうしてもやりたい!」とのリクエストに応える形で取り組みました。
ちょっと話は戻りますが、5月2日にどんぐらー親の会を主宰する斎藤真紀子さんとお会いする機会がありました。
7月2日に金森先生のワークショップが刈谷で行われるのですが、その準備に刈谷に来られた斎藤さんと急きょランチをご一緒したのです。
その時に「Sunの絵があっさりしていて・・・」と相談しました。
「始める前にその中に出てくるキャラクターについておしゃべりをしてイメージを膨らませておくといいよ」とアドバイス頂きました。
前回の「0MX57」のぶどうを食べているこぶたさんのお話を例にあげて「え~、こぶたさんってぶどう食べるの?草だけかと思ってたよ~」なんて他愛無いおしゃべりを楽しんでから問題に入るとか・・・と教えて頂きました。
いつも問題はSunが選びます。
ジュースを用意して、それを飲みながら問題の束が入ったクリアファイルを開き、パラパラと目を通して選びます。
Sunは出てくるキャラクターで選んでいるようです。
「たいようさんとかみなりさんにする!」と選んだのが0MX06でした。
選んだ後は、問題文を読み込んでしまわないようにSunからクリアファイルごと受け取っておきます。
私は、Sunの隣でお茶を飲みながら「かけっこかぁ。そういえば年長さんだから、今年の運動会はリレーがあるねぇ」と話しかけました。
「そうそう、「よーいどん!」ってね~、みんなで順番に走るんだよね~、緊張する~(*^▽^*)」なんて運動会に思いを馳せていました。
そんなおしゃべりをしてから、問題に入りました。
クーピーを削りながら10分かけて地面を塗り込みました。
開始から19分頃、Moonが割り込んできます。
Sunの隣でお絵描きを始めるMoon。
人を描き、隣に太陽と雲を並べて描くSun。
線は描かず空中で腕をグルッと一周させ、先ほど描いた「よういどん」という人と太陽&雲の上に「ゴール」の人と太陽&雲を描く。
太陽と雲の隣に描いた人の説明をしてくれます。
今回いつになく意欲的に取り組む姿勢の見えたSun。
冒頭の1文を書き込むこと10分、とってもエネルギーを感じる絵が見られました。
この作品を5月24日のどんぐらー親の会in愛知の勉強会で見せたところ、「安定している絵だね」とコメント頂きました。
そして初期の頃の絵と絵の色の塗り方が丁寧になっていることと、線の筆圧が強くなっていることをご指摘頂き、これが「進化」なんだ~と感じさせてもらいました。
「地球を1周する」という動きのある場面を絵にすることは難しいようで苦労していますが、こういう安定した絵が描ける力がちゃんあるということを確認できたことは、今後実践を続ける光になると思ったのでした。
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