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どんぐり倶楽部 0MX15 (Sun5才10ヵ月)

遊び由来学習(どんぐり俱楽部)(Sun)
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今週は明日私が金森先生のワークショップにお手伝いを兼ねて1日不在のため土曜日1回だけの取り組みです。

今日のSunは朝からいつもにも増してはりきりモード。
朝食後、夫が用事で出かけて行きました。

いつも土曜日の家仕事の時はSunは遊びに夢中で生活場面の指示出しも断るのが基本の姿ですが、
夫を見送ると「Sunが洗い物も、洗濯も、床掃除もするから!」と意欲的です。

その言葉通り食卓を片づける私と共に洗い物を始め、洗い終わると食器を吹き上げ、しまいました。
次に、私は洗濯物干しを指示して、一緒に干し終えました。
その後、たらいを持ち出し床掃除を開始。私は掃除機をかけ始めたところで夫が戻ってきました。

ちなみにMoon(2才4ヶ月)も洗濯物干し・床掃除を一緒にやったのですが、雑巾絞りを自分でやると譲らず、びちゃびちゃの雑巾で床を拭くので床が水浸しに( ;´Д`)
Moonはそれをタオルで拭こうとするので、別の雑巾を差し出すと泣いて怒って地団駄踏み、濡れた床で転んでまた泣くというカオス状態に。
2歳児の「今、こうしたい」と向かうエネルギーはすごいな、と感じたのでした。
夫が戻ってきてケロッと気分も変わるのも2歳児の面白いところ。)

そんなこんなでなんとか掃除も終了して、夫がMoonと共に散歩に出るとどんぐりタイムです。

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本日Sunが選んだのは、「しげっち」と「なふだっち」の問題でした。
最近は2~4行程度の問題を解くのが多かったところ、この問題は6行もあります。
「この問題長いよ~、大丈夫?」と要らぬ声掛けをしてしまった私ですが、Sunは「大丈夫~♪」と涼しい顔でした。

しげっちが おともだちの なふだっちと あそんでいます。
Sun
はい。公園にする。

まず木を一本描き、葉と幹を塗っていきました。

Sun
うわぁ、かたつむりだ♪

隣の私のところをのぞき込みます。

Sunは自分のやって下さい~

すべり台を描き、隣のページにジャングルジム・鉄棒3段を描いて、その下に「しげっち」と「なふだっち」を描きました。

(ここまで12分程度)

Sun
お母さんできた。見て、これがすべり台で、ジャングルジムで、鉄棒。こっちがしげっちで、こっちがなふだっちだよ。  
描けたね~♪じゃあ、次行くよ。『ふたりとも どんぐりあつめを しています。』

最初に描いた木の下にどんぐりをたくさん描きました。


Sun
よし、描けた。
しげっちは みぎてに 3この どんぐり、

しげっちの右手に3個のどんぐりを描きました。

ひだりてに 4この どんぐり
no name
しげっちの?
うん

しげっちの左手に4個のどんぐりを描きました。


Sun
できた。
なふだっちは みぎてに 1このどんぐり
なふだっちの右手に1個のどんぐりを描きました。
Sun
よし。
ひだりてに 8この どんぐり
Sun
8個?・・・(なふだっちの右手に色鉛筆を置いて)あぁ8個までは描けない( ;´Д`)
はみ出して描いていいよ~。

左手の隣に8個のどんぐりを描きました。


Sun
よし、ママできた
では、しげっちとなふだっちが りょうてに もっている どんぐり ぜんぶを くらべると、どっちが なんこ すくなく もっているでしょうか。
Sun
(しげっちの方を数えて)1.2.3.4.5.6.7。7個ね、(なふだっちの方を数えて)1.2.3.4.5.6.7.8.9。(なふだっちを指して)こっち!
どっちが何個少なかった?
Sun
(なふだっちを指して)こっち!なふだっちが多い!9個
多いね、9個だもんね。どっちが少なかった?
Sun
(しげっちを指して)こっち、だって7個しかないもん。こっちは9個だもん。
7と9だもんね~。ううん、「おっぴ~~」だ(;’∀’)
Sun
ええ、だって7と9だよ?
うん、「何個少ないか」のとこがちょっと違う。
Sun
え?何個だったの?
何個少なかったんだろうね。すっごく惜しかったんだよ、またやろう

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この問題は状況説明から入る、これまでSunが「分からない」と言ってきたタイプの問題でした。
しかし、即座に「公園にする」と描き始め10分以上描けて描いていました。

そして、しげっちとなふだっちの右手・左手もしっかり把握して描いていることを見て、開始して4ヶ月・・・ようやくリセット期間が終わりを感じました。

まだ「差」を意識できないのですが、答え合わせのところで「何個なの?」と正答を聞いてきたSunに「答えは2個だって」と言ってしまっていいものか、迷いました。

しかしそうしてしまうと、1年生になってから引き算を学校で習ったときに「あ!そういうことだったのか!」と自分で気づく機会を奪ってしまうことにもなりかねません。
これがやってはいけない「先取り学習」ではなく「準備学習」をしているのだ、ということなのでしょう。

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