先日の三連休は夫の実家へお盆のお墓参りに行ってきました。
それでもどんぐりタイムは出発の日の土曜日に家仕事を終わらせた後と、月曜日の帰ってきてからMoonの昼寝タイムにいつも通りに行いました。
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Sunは右ページに、けむしを描きました。
お菓子を一口食べ、考え込むSun。
Sunは左ページに、右ページとおなじようなけむしを描きました。
左ページに描いたけむしから吹き出しを書き、「おしりが ひりひりする」と書きました。
右ページの最初に描いたけむしから吹き出しを書き「8かい ひりひりする」と書きました。(1枚目写真参照)
前回同様に「くねくね」や「ヒリヒリ」など具体物でないものを絵に描き起こせず、文字に頼っているために、答えが見えません。
もう一点気になることは、以前レオンくんから指摘されたことでもありますが・・・
『「〇〇していい?」と確認することは、自分で決断できない指示待ち症候群の傾向がある』という点。
問題を解く中でも見られますね。
そうして確認をするSunの姿を日常的に目にしているからか、次女Moonも遊びの中で「これ、使っていい?」とよく聞いてきます。
遊びに使っていい紙と使ってほしくない紙(例えばその日の新聞や郵便物など)、食器や調理用具などの生活用品は遊びには使ってほしくないがあるので、聞いてくれた方が親としては助かります。
しかし、その遊びにつかっていいかどうかの判断も親の指示を待つのではなく、自分ですべきところなのでしょうね。
遊びに使っていいかどうかの判断は自分でして、結果的に遊びに使って欲しくないものであったら「こっちを使ってね」と親の方で気を付けて見ていくことが大事なんだろうな、と思いました。
こうなってしまったのは、幼い頃のSunに「もう、これ大事なものだったのに!使っていいかどうかお母さんに聞いて!」と言ってしまったからでしょうね・・・(;´・ω・)。
決断と行動を本人ができるように親として「覚悟」する環境を整えることが必要だと思いました。
具体的には、遊びに使ってほしくないものは子の手の届くところに置かない環境を作りつつ、「〜していい?」と言われたら「〜していいかなぁ」とマネで返し、生活用品など遊びに使ってほしくないものだったら、「こっちで遊んで下さい」遊びに使っていいものを提供する(指示する)という子育ちの「マネ」と指示を徹底することでしょう。
そういう姿勢でSunに接することでMoonにも影響してくるだろうと思っています。
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三連休最終日の月曜日。
実家から約4時間かけて車で帰ってきて、買い物も済ませようやく15時頃帰宅。Moonが夫と寝室に向かった時に「どんぐりやろうか」と誘ってみました。
Sunは「え?今日ってどんぐりの日だっけ?」と冷蔵庫の横の7月のカレンダーに目をやりました。
(我が家では、冷蔵庫の横にダイソーのホワイトボードマーカーで書き込むタイプのカレンダーを貼り付け、Sunの予定を書き込んでいます。
内容は、幼稚園の行事やお友達と遊ぶ約束をした予定、休日のお出かけの予定、どんぐりタイムを行う予定などです。
私が半月ごと位で書き直したり、本人が自分で書き込んだりしています。)
私としては内心、今日は自由に遊ぶ時間がなかった1日だったし「やらない」と言うかな~と思いましたが、カレンダーにどんぐりをやるマーク(「ど」をマル囲みしたマーク)を見たSunは「あぁ、そうか」と自然にどんぐりをやる態勢に向かいました。
その姿は義務的だといけないなぁとは思うのですが、お菓子とジュースが楽しめる時間・・・という感じ。
Sunは問題を選びながら「今日は『ここまでにする~』とか言おうかな。」とつぶやきながら、2行だけの短い問題を選びました。
Sunはお星さまを一つと、ロケット鉛筆のような鉛筆を1本描きました。
左ページにお店を書いて看板に「こ(う)かんみせ」と書き始め
最初に描いたお星さまの下に、またお星さまを描き、ロケット鉛筆のような鉛筆ももう1本描きました。
やはり疲れていたのですね。
「おほしさま」と「えんぴつ」「こうかんするおみせ」と聞こえてきた言葉だけを拾って絵にしただけで、「鉛筆5本とお星さま1個を交換してくれる」というストーリーは全くない「処理した絵」なってしまいました。
日課として身体は「やる」に向きましたが、頭の方はその態勢になかったこの日はやるべきではなかったようです(=_=)
メディアの弊害に関して
話は変わりまして、夫の実家に行った時の話です。
義父はテレビが大好きで、薄型テレビが出始めた1インチ1万円と言われた時代に50インチくらいの大きなテレビを備えたくらいです。
これまでも義実家に行くと見ていなくてもずっとTVがついているような状況でしたが、メディアの弊害を話してから私たちが帰省した時の子が起きている時は一切つけずにいてくれるのです。
4月に帰省した時にSunが直接父に「じいじ、Sunはおさむらいのテレビとか怖いからつけないで」と話したことも大きいと思いますが、本当にありがたいことだと思います。
先日、Sunが幼稚園から持って帰ってきたおたよりの中に、市の教育委員会・児童生徒愛護会が連名でだしている「のぞましい家庭教育のしおり」というものがありました。
タイトルは「家族が集まる時間」。
今時の子どもが好きなのはゲーム、ということで筆者の家庭でのゲームの取り扱いについて書かれていました。
衝撃を受けたのはその家族のルールです。
小学5年生と3年生がいるというその家族のルールは「1時間やったら、1時間休憩で、1日2時間まで」というものだそう。
小学生なのに、1日に2時間も(;゚Д゚)?!という驚きは大変なものでした。
教育委員会から出ている文書ですから、世間一般の実体とそれほどかけ離れているとは思えません。
小学生の帰宅時間は中学年以降だいたい16時半ころだと思いますが、それから21時に寝るまでの4時間半・・・食事や入浴など身の回りのことに1時間半程度、宿題に30分程度、あとの2時間半のうち2時間はゲーム?!
するとゲームに夢中になっている小学生は日常においてほとんど思考回路を育てていないことになりますよね( ;´Д`)
連休中に起こった神戸の28才の男性が祖父母と近隣住民を殺傷した事件。
その男性は学生時代「成績も良く、周りから一目置かれる存在」だったそうです。それなのに「誰でもいいから、攻撃しようと思った」と供述。
幼少期から攻撃的なゲームをしていなかったか・・・?それによって、人間らしい感情が失われたのではないだろうか・・・?
そんなことが思われてなりませんでした。
幼稚園から出ているこのおたよりを読んで、「そうか1日に2時間くらいが普通なんだ」と幼稚園のママさん達が思ってしまったら、それは本当に恐ろしいことです。
ゲームなどのメディアの弊害は決してTVなどでは報道されません。
子の様子をよく見て、幼いうちからゲームに触れることの恐ろしさをママさんたちに気付いて欲しい・・・と願います。
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