現在5才3か月のMoonですが、5才になった2月におむつでうんちを卒業し、
先月やっと夜のおむつも卒業しました(;^_^A
いやぁ、長かった~💦
Moonは、新しいことに慎重なSunよりもさらに不安が強く、「〇〇だったらどうしよう・・・」となかなかスタイルを変えたくない様子なのです。
まず、子育ち的なおむつとの付き合い方からご紹介します。
Contents
日課のなかでトイレを教えていく
(1)出生:カーペットなどを敷き、「おむつ交換場所」を定め、必ずそこでおむつを交換する。
おむつを替える時はタッチして「おむつを替えます」とそのカーペットに誘導する。
(2)はいはい期:おむつ交換時は「カーペットに行ってください」と指示。
「ズボンをおろします」
「おむつを外します」
「足をあげます」と一つ一つの行動を指示します。
そうすると、言葉を話す前からおむつを替えてほしくなったら、そこに行って足をあげて待っていたりする。
こういう子はうんち・おしっこの感覚が早くついてくるので、比較的早めに「パンツにする」と言い始める。
(早いことがいいことではないので、あくまでも本人が決めること。そして退行現象は必ずある)
「パンツにする」と言ったら、親は失敗を覚悟で臨む。子育てとは「失敗」「試練」を与えることであるから。
(3)立ち上がりはじめ:指定のカーペット上におまるを置く。
同時に立ち歩くようになり視界が広がり、トイレを発見する。
子が「トイレでしたい」と言い出したらおまるをトイレに移動する。
便器を発見し、「便器でしたい」と言ったら補助便座などを置いてあげる。
以上が子育ち的排泄行為の自立のあり方です。
Moonのおむつとの歴史
子育ち講座受講したのが、Moonが1才半の時でした。
1才代
生まれた時から、昼間は布おむつをつかって、外出時や夜のみ紙おむつという習慣でした。
でも、うんちもおしっこも出たことをあまり伝えない子だったので、こちらが誘導して替えていました。
講座で習った通りおまるも用意してみましたが、使いたがらずでした。
私やSun(当時5才)がトイレに入るところにくっついてきていたので、補助便座も用意してみました。
2才代
2017年5月。Moon2才3か月のことです。
おむつが濡れる感覚も長くなってきたし、季節も良くなってきたので、再度おまるでしてみない?と誘ってみます。
でもやっぱり「いや」と拒否されました。
そこで、プリンセスに憧れるMoonにテンションの上がるようにディズニーのシンデレラの柄のお姉さんパンツを準備しました。
Moon、これから昼間はこれ履いて、おしっこがしたくなったらトイレでおむつに替えておしっこするっていうのはどうかな。
可愛いパンツ!・・・でも・・・。
いきなりの変更はなかなか難しい様子です。
数日かけて可愛いパンツ履こうよ!と促して1週間くらいで、昼間はパンツでトイレでおむつスタイルに変更。
トイレでおむつというのは、トイレに布おむつをセットしておいてトレパンを履いて、そこに布おむつをセットしておしっこをするのです。
なので、間に合わなくて床でおもらし・・・ということもしばしばでした。
外出先ではトイレで紙パンツに履き替えておしっこをするスタイル。
うんちの時と、夜は紙パンツでした。
3才代
2018年の2月に3才になりました。
Oceanの出産とSunの入学があったので、この4月の幼稚園入園は見送り、9月から入園することになっていました。
2018年の7月、入園まであと2か月というときでした。
スーパーで買い物をしているときに、スポーツ飲料の「DAKARA」を目にしたMoonが飲みたいな、と言いました。
Sunのが2才直前のおむつはずしの時、ジュースをいっぱい飲ませて1日でトイレトレーニングを完了する、というやり方をしたことを思い出しました。
このやり方はかなり精神的にキツく、傷跡を残してしまった反省がありました。
でも、Moonの場合はジュースをたくさん飲んでトイレの機会を増やすことによって、「やればできるんだ」という自信をつけることにつながるのでは、と考えました。
よし!じゃあDAKARAを使って、おしっこの練習しよう!
と誘ってみました。
うん!やってみる!!
普段は「飲みたいね~」とマネで返されるのに、「買ってくれるの?!」と驚きもあって、ノリノリになりました。
そして、「おしっこの練習」の一日。
家のことを全て済ませて、落ち着いて向き合える時間になってからコップになみなみとジュースを注ぎ、飲みます。
おいし~♡
とご満悦。
室内遊びを中心に遊びながら断続的にジュースを飲んでいると、いつもトイレが遠いMoonもトイレに行きたくなります。
よし!と決めてトイレに行くと・・・
でた~☆
とあっさり成功。トイレの後の拭き方や流し方もレクチャー。
でも、いつもトイレについてきて見ているので迷いがありません。
2回目からは「一人でできるから来ないで」と言った感じです。
ということで、長きにわたったおしっこをトイレですることはクリアしたのです。
しかし、うんちの方はなかなか長い道のりになりました。
4才代
うんちと夜の紙パンツでする日々でした。
トイレでウンチをすると「ママ~!!拭いて~」と呼ぶのです。
夫が休みの日は夫にもやってもらったのですが…
Moon~、そろそろトイレでしようよ。SunがMoonくらいの時はもうトイレでしてたし、Moonもできるよ!
という夫に、Moonは「絶対にいや!!」と拒否していました。
夏休みに〇日になったらトイレでしよう!とカレンダーに印をつけてみたものの、当日がくると「やっぱりやらない」の繰り返しで4才代が過ぎました。
そして
5才になったらするから!
と決めたMoonに私も向き合う覚悟を決めました。
5才0か月
2020年2月に5才になったMoon。
誕生日当日もやっぱりおむつでウンチをしたのでした。
で、、、2週間がたったある日曜日。
Moonはもうトイレでウンチができるので、紙パンツは使いません。トイレでして下さい。
と宣言する私に、「おむつがいい」とやっぱり抵抗するMoonは、便意があっても、トイレでは出ない・・・Moon。
便意を催すと、「おむつがいい~」と大泣き。
「Moonはできるから!!やるって決めればできる!」
「でき”な”い”~~~」
「もう、おむつには頼れないんだよ!Moonはできるから!!」
とこっちも気迫をぶつける修羅場。
そのうちに「もう出ない・・・」となった2日目。
ウンチはおしっこの時のジュース作戦のようにはいきません。
・・・一度強制的にでも出ないと「できた」という感覚はつかめないのかもしれない、と思った私は荒治療にでました。
イチジク浣腸です(;´・ω・)
「もうウンチがでなくなって3日目、病気になっちゃうから浣腸で出すしかないよ。一緒にドラッグストア行こう」とお話しました。
ここでもやっぱり大泣きするMoon。
でも、自分でもトイレでしようと思っても出ないことにもどかしく思っていたのか、買いに行くことを決めました。
ドラッグストアで「赤ちゃん~5才 イチジク浣腸10g」を購入しました。
帰宅して、トイレで浣腸を使います。
10分程度は我慢しなければならない時、泣きながら待ちました。
そしてついに!
泣きながらトイレでウンチができました。
その時に、トイレでの拭き方や流し方、キレイにならないときのウォシュレットの使い方をレクチャー。
このあと、もう1回たまっていた数日分のモノが出てスッキリしたのでした。
そして次の日。
ウンチ、一人できたよ!
となんと事後報告。
昨日までの死闘が嘘のようでした。
これが休園直前の2月末のことでした。
5才2か月 おむつ卒業
昼間のおむつは取れたものの、夜はまだ紙パンツを履いていて、朝重くなったパンツを自分で捨てていました。
休園になった3月。Oceanの予防接種のために病院に行く機会がありました。
私は、そのときにある冊子を目にしました。
「5才過ぎても止まらないおねしょ。もしかして夜尿症かも?」という冊子。
「え?そうなの?!夜尿症か~、Moonまだ紙パンツ履いてるな。夏まで続いたら一回相談した方がいいかしら」
と独り言をいう私にSunが
「え?なになに、Moon夏までおむつだったら病院行くの?」と食いつきます。
するとまたMoonは「やだ~~」と大泣き。
「いや、今すぐじゃないからさ」となだめる私。
私は、朝型で大体4時くらいには起きるのですが、その時に確認するとまだおむつは濡れてなかったりします。
ということは朝方に濡れているということです。
これも「トイレでするんだ!」という意識の問題かもしれない、ということで生活スタイルから見直し。
お風呂から上がったあとの、水分補給の量に注意すること、
寝る前にはしっかりトイレに行くこと
朝起きたらトイレにいくこと・・・
この指示を意識化しました。
そして、紙パンツから厚手のトレパンに変更しました。
トレパンにした最初は濡れなかった日もあったのですが、徐々に毎日ずっしりするくらい濡れるようになってしまったのです。
どうしたらいいかなぁ・・・。
という私のつぶやきにSunが反応します。
Moon,夏までおねしょだったら、山川先生のとこ行かなきゃいけないんだよ。
もしさ、夜中にトイレ行きたくなったらSunが一緒に行ってあげるから。
もちろん、ママのこと起こしなよ。すぐにママは気づくよ
ママもSunも起きなかったらどうする?
そのときはパパがいるさ。
とみんなで励まします。
そして、いつもより薄めのトレパンで、予防のためにおねしょシーツもセットして寝ました。
翌朝。
出てなかったよ!
とハイタッチ☆
1週間続けてクリアしたMoonは
明日は普通のパンツにしてみる。でも心配だからおねしょシーツ敷いて。
ということで、チャレンジしたところ成功したのです。
1回だけおねしょをしてしまい、朝4時にシーツも布団も全部取り換える日がありましたが、4月はほぼ成功!
こうして長かったおむつ生活ともサヨナラしたわけです。
感想
理論を知った上で、定型に当てはまらない子も多いかと思います。
Moonもその一人でした。
とにかく受け止めるが先、結果は焦らないように…を心がけスモールステップを心がけました。
Moonは不安な気持ちに寄り添いつつも、見通しを持たせて、励まして・・・を丁寧にやって
最後はエイや~!!と背中を押す力が必要でした(;^_^A
試行錯誤して、特にうんちの方はこっちも必死の形相で取り組みました。
やりきったなぁ~と思います。
さて、長男Oceanがあと数日で2才になります。
1才を過ぎたあたりから、足の動きが強すぎて布おむつは断念してしまい、紙パンツですごす彼。
最近はトイレに興味がでてきたのか、朝起きてきて、トイレに行く姉たちの姿を見て、
ちっこ。
とトイレに手をひいて連れていかれ、座らせてほしいと要求します。
おしっこは出ませんでしたが(;´・ω・)
夜のうちに履いていたおむつを捨てに行っていた間に、おもらしをしてしまいました。
「でた(;´・ω・)」と困り顔のOcean。
一緒に布おむつで拭き取りました。
さてさて、彼とはどんなおむつ卒業物語になるでしょうか(;´∀`)
以上、現場からの実況でした( `ー´)ノ
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