先日チラッと目にしたTwitter。
1才と3才の幼児ちゃんと、1・3・5年生の5人の子達をワンオペ育児で育てるママさんのつぶやき。
「ワンオペ育児で乗り切る方法とは、
洗濯や掃除を毎日しなくてもいい。ほこりでは死なないから。
お風呂に一日くらい入らなくてもOK。
ママがトイレに行くときはYoutubeを見せる。
食事はデリバリーやお惣菜などを駆使。お腹にたまればOK。
自分がどう楽するか?が大事」細かい言い回しは違うけど、そういう趣旨だった。
このつぶやきになんと1800回ものリツート。
それだけ、共感を呼ぶ内容だったことにびっくり(@_@)。
「楽な育児」ってそういうことなんだろうか?と思ってしまった私。
でも。。。
「子育ち」に出会っていなかったら、私もリツイートしていた一人かもしれない、と思ったのです。
日課の概念も、生活の指示もなく、全てを母親一人でしょいこんでしまったら、
「楽」とは今をしのぐ、やり過ごすこと、ということになってしまうのも仕方ないのかもしれません。
先週のある日の午後。
その日は日差しが強く、午前中の庭遊びの時にの、遊びを見守りつつ草取りをして立ったり座ったりを繰り返した私は、頭痛がしてなんだか疲れ切っていました。
午後4時半くらいの外遊びから帰って、さぁ夕食を作ろうという場面。
なかなか指示を出さず、キッチンのカウンターでスマホで生協の注文をしたり、家計簿アプリに入力したり・・・とスマホに向かう私。
ママ、今日のメニューはなんだっけ?Sun,きゅうりの塩昆布あえ作ろうかな。
う~ん、じゃあそれも作ってもらおうかな。パパのお弁当に使えるし。メニューはトンテキとにんじんしりしりと、あと味噌汁。庭からレタスとってくるから、洗ってちぎって。あ・・・Moon、ご飯2合お願い~。
Sunは最初にやりたいと言ったきゅうりの塩昆布和えを作ります。
2合ってこれ(計量カップ)2回?分かった~。
米を洗って、炊飯ジャーにセットしてくれるMoon。
Moonはそれから、Oceanが一人遊びしているところに行きました。
私は庭のまだまだ小さな畑からサニーレタスをちぎってきてSunに渡します。
洗ってから、食べやすくちぎって水切りお願いね。
包丁で切っちゃだめなの?
あ~レタスは包丁で切って、金気にあたると苦くなっちゃうから手でお願いします。
分かった。
レタスを洗って、ちぎってサラダスピナーにセットしているとOcean登場。
やる~!
サラダスピナーが大好きなんです。ぐるぐる回してご満悦。
一通り回したら、またMoonとの遊びに戻っていくOcean。
Sunは人参しりしりを作り、下ごしらえしてあったトンテキを焼き、みそ汁を作り・・・
私がボーっとカウンターから言葉のみで指示出しだけをするのを実行してくれました。
この日の夕食の準備では手はほとんど出さず、すっかり「楽」をさせてもらいました。
これは日々日課として、夕食の準備をする場面が当たり前にあり、
指示を出していたので、Sunのなかで実行するイメージができていたからこそ可能なことでした。
日課を整えたり、生活の指示を出したりするのは、毎日の積み重ねで地味です。
でも、そんな積み重ねで子が育ち、8才ながらに頼もしい働きをしてくれて困った時には助けてくれます。
「子に頼れるようになるから信頼関係ができていく」
そう遠藤さんがおっしゃっていましたね。
ぜ~んぶママ一人でしょいこんで、役割を放棄したくなるほどに疲れてしまったママ達に「子育ち」実践してもらえたらな、、、と思ったのでした。
伝えるスキル、まだまだ磨かなくては!です。
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