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算数を生活場面で活かすこと&3MX98(Sun8才9か月)

遊び由来学習(どんぐり俱楽部)(Sun)
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今月から学校が再開しました。

先週は半日の分散登校で、今週から毎日6時間というハードスケジュールが始まりました。

帰ってくると16時過ぎで、休憩して宿題をしたらもう夕ご飯という日々になります。

抜きどころが難しいな~と思っていますが、どうなるでしょうか(;^_^A

私は、来週から小学校5年生の学習支援の仕事が始まります。

このコロナ自粛生活中に、Sunが毎日どんぐり問題に取り組む横で4~6MXに食らいついていました。

そして夜や朝、子どもが寝てるときにもひたすら解きまくり、なんとか仕事開始までに6MXまで解き終わろうと頑張りました。

1日3時間とかやってた日もあり…「マスター」の称号をGETしましたヽ(^。^)ノ!

私自身の遠い昔の話。

保管してある通知表を見ると、小1の繰り上がり、繰り下がりの辺りから苦労しながら頑張って取り組んでいる、という母の記述があります。

分数が出てきた辺りで感覚として掴みきれず、どんどんと公式を詰め込んでいった記憶があります。

テストはできるけど本物の理解ができているか?といわれたら、出来てなかったタイプです。

なので、算数・数学に対する苦手意識はどんどんと大きくなっていくばかり。

そんな過去の私が、どんぐり問題700題に取り組んでみたら…分数計算で逆数にする意味ってそ~いうことだったの?!

と目からウロコ落ちまくり。

「分かる」とは「頭のなかに見える」ことだったことを痛感したんですね。

解ける感覚が快感だったから、3時間もできたんです。

この心地よさを「算数が苦手」って思っている子に伝えたいな…と心から思いました。

学校という場で教員は子の「できる」を確立する役割を担います。

見かけだけの「できる」はある意味簡単です。

やり方を教えて反復すればよいからです。

でもそこに本当の理解があるのか?実生活の場面で使える力になっているのか?はまた別問題です。

私は、支援の場において「見えるように伝える」を意識していこうと思っています。

さて、前置きが長くなりましたが、Sunのどんぐりの取り組みです。

学校が始まったので、土日の2回の取り組みに戻りました。

Contents

3MX98

土曜日の昼食後、私はOcean(2才)を寝かしつけに布団へ向かいます。

SunとMoonは夫とともにカードゲームタイムです。

ペンギンパーティやキンダーメモリー

この日はなかなかOceanが寝付かず、寝かしつけに40分もかかってしまいました(◎_◎;)

コロナ自粛中に何度もカードゲームを繰り返した結果、Moon(5才4か月)がトップになることも増えました。

しかし、この日は夫にもSunにも負けて悔し泣きするMoon。

Moon
Moon

もう1回や”る”~~!!

というMoonに、

Sun
Sun

Sunはもうどんぐりタイムだから~。

と断り、夫がお付き合いすることになりました。

そして、選んだのがこちらの問題でした。

売虎君のお小遣いは2000円でしたが、この4月からウルトラセブンになるので、1500円増えることになりました。

その代わり、今まではお小遣いの半分の半分を食事に当てていましたが、これからは、半分にすることになりました。

では、食事以外に使えるお金は何円増えた、あるいは減ったことになるのでしょう。

Sun
Sun

あるいはってどういう意味?

私

よし、調べよう!

国語辞典をひきます。

Sun
Sun

「または」ってことか~。どれくらい増えたか、減ったか求めましょうってことだね!

ということで取り組み始めました。

「半分の半分か・・・豆腐で考えよう」

え~3500円がきれいに分けられない!!と考え込むこと30分程度だったでしょうか。

「今日はここまでにしとくわ」と終わりました。

翌日7日。この日は公園にお弁当を持って遊びに行く計画でした。

なので、Sunに行く前に取り組むか、帰ってきて取り組むか聞くと、行く前に取り組むと決めました。

いつもはダイニングテーブルで取り組みますが、出かける準備でバタバタしているので、2階の夫婦で使っている書斎デスクで取り組むことになりました。

書斎に閉じこもること30分程度でしょうか?

「で~き~た~~!!」の声。

3500円をさあ、分けるの苦労したよ。

2000円の半分の半分は500円でしょう?

これが食事代で、食事以外は1500円。

ウルトラセブンになったら、1500円増えて3500円。

3500円のうち、3000円を半分にすると1500円。

残りの500円のうち、200と200で半分にして、残りの100円は50と50で半分。

1500円と200円と50円で1750円でしょう?

1750円が食事代で、残りの食事代以外は1750円。

1750円から1500円ひくと、250円増えたってこと。

このように、見事に説明してくれました。

ちなみに右ページの1750円を半分に分けてあるのは、二つに分けたらどうなるか確認してみたそうです。

生活場面で算数を活かす

先週のことですが、内容量65gの袋菓子を3人で分ける場面で、

3人で分けたら一人何グラムで何グラム余る?と聞いてみました。

Sun
Sun

えーとね、えーとね・・・

と考え始めたので、書くもの持ってくるわ、と席を立ったのですが、ほんの数秒で、

Sun
Sun

一人21gで、2g余る!

と答えました。

私

すぐわかったの?!頭のなかにどんなイメージ湧いたのか教えて。

と聞くと、こんな絵を描いてくれました。

思考する、とはイメージを移動・変形・比較・連想するということ。

3年生のカリキュラムの中に、あまりのある割り算も出てきます。

そして、4年生のカリキュラムには割り算の筆算も出てきます。

こうして日常的場面で数と慣れ親しむことが、

抽象的で捉えにくい、でも生活と密着している算数と仲良くなる方法だと思ったのでした。

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