学習指導要領の改訂により、小学校3年生から「聞くこと・話すこと」を中心に
外国語活動が始まりました。
1年生から「英語」の授業はありましたが、
ALTの先生の言ったことを繰り返す・歌を歌う・ゲームをする・・・など
親しむ程度でした。
それが小3から「聞くテスト」「話すテスト」があり、評価がつきます。
そこで7月くらいだったでしょうか、
Sunが初めて持ち帰ってきた「聞くテスト」が40点・・・(;´∀`)
「初めて」にものすごく構えて、緊張してしまうSunらしいな・・・とは思いました。
早期教育をやめた時以降、
積極的に英語にふれていなかったけれど、
このままでは英語に苦手意識がついてしまう!と危機感を覚えました。
Contents
教科書ワークのアプリで特訓
英語のテキストは学校で預かっているらしく、
家には持ち帰ってきていないので、どんなテキストなのかよく分かりません。
なので、全教科書対応のこのワークを購入しました。
これは「おんたつ」(音読の達人)というアプリがDLできるようになっています。
お手本の音声を聞いて、スマホにむけて話すと点数で評価されます。
あまりこういうデジタルゲームものを触ることが少ないSunにとっては、
刺激的で面白かったようで、しばらく「おんたつ」ブームでした。
このお陰で「話すテスト」の方は
バッチリできたよ~!!
と会心の笑みで帰ってきました。
それでも、やはり刺激的なものは長続きはしないもので、
一通り全部のプログラムをやり終えてしまうと飽きてしまいます。
ひろつるメソッド
9月のZoomでのえんどうまめの会(子育ちアフターフォロー会)で、
開始前の雑談で遠藤さんがこう話されました。
「大分に、ノー塾でハーバード大に娘を入学⇒首席で卒業させたって人がいるらしい。
家庭でずっとお母さんと一緒に英語教育をしてくる方法らしい。
日課の話してるじゃん?日課って繰り返しと変化なんだよね。
日課を上手に活用すれば、こうやって成果が出ることの証明だよね」
廣津留真理さんによる「ひろつるメソッド」との出会いでした。
文法不要!英単語や英文を次々大量に暗記すること。
英文を大量に暗記すれば、そこに使われている文法や構文は一緒に入ってくる、
という理論です。
文法ありきで考えていた私は目からウロコものでした。
しかも大事なことは短期集中!だそうで、子が飽きる前にやめること。
彼女の英語教室でも、1回75分のレッスンで
一つの課題にかける時間は3~7分、これで7~8課題をやるそうです。
課題を小分けにして短期目標の数を増やすことを重視しているそうです。
この達成感の積み重ねが、
子の自信とモチベーションをUPさせる、とおっしゃっていました。
英語を身につけるのには家庭学習しかない!そうです。
ハーバード大を首席卒業したすみれさんはこう話していたそうです。
「家庭学習で一番印象にのこっているのは面接練習です。
4才になったばかりで英検3級に合格した際に、周囲に驚かれた理由のひとつは、
英語の面接をパスしたことでした。
しかし、私にとって英語の面接練習は楽しくてしょうがないものでした。
たとえば、さいしょに部屋の奥からドアをたたくふりをして
「May I come in?」の練習をしたり、実際に歩いて椅子に着席の仕方を習ったり、
面接カードに見立てた紙を実際に受け渡しをしたり、楽しく体を使って
シュミレーションすることで、完全にプロセスを体にしみこませていたんだなぁ、
といまになって思います。」
ものすごく熱心に遊びの要素を大事にして関わられていたことが分かりますね。
英語が大好きなお母さんと、楽しく遊びながらやっていれば・・・
それは得意になって当たり前だとは感じてしまいましたが(;´・ω・)
それでも、やはり親と楽しく毎日続けることが大事ですよね!
これを毎日続けるポイントは3つ。
続けられる環境をつくる
この本にある英単語を寝る前の絵本読み前の5分でやることから始めました。
英単語の章の時は楽しんでやっていたのですが、
センテンスに入ると、二人の抵抗感が大きくなってしまいました(◎_◎;)
まずは英単語ということで・・・
著書では
が紹介されており、二人分購入しました。
ところが、この本より、
ダジャレで英単語が紹介されているところが面白い!
とこの1000語にチャレンジ中です。
著書では牛乳パックに英単語を書いて、
お風呂でクイズを出し合う、という方法が紹介されていました。
我が家ではそれをアレンジして、クリアファイルを切って、
それに前夜習った英単語6~8個を書いて貼り付ける方法にしました。
今はSunとMoonは二人でお風呂に入っていますので、
その時間に、Sunが「work しごと」など前夜の復習をMoonに向けて言って、
Moonがマネするようにしようね、と声がけして入っています。
これだけだとマンネリ感があるし、
英語を学ぶ目的を設定したくて、「英検」を紹介してみたりしました。
しかし・・・
知らない場所で、知らない人としゃべるなんて絶対に嫌!!
と拒否!
これはダメだ・・・ということで次の作戦。
2か月に1度従弟が遊びにくる我が家、
つぎは12月に従弟の誕生日会をします。
その時に、いつも歌って踊って親しんでいる「パプリカ」を英語で歌うプレゼントは?
と提案。
これには大乗り気!!
1番はカタカナつきの英語を読みながら、
毎日ワンフレーズずつ練習。
2番は英語のみ見ながら練習中です。
毎日楽しく続けられる、親側の工夫次第ですね。
この他に用意した環境がこちら。
Aは「エー」と読むのではなく、「エの口で「ア」とはつおん」などが一覧になっています。
ちょうどこのポスターの上に給食の献立が貼ってあるので、
それをみるついでにチラッと目にして
練習する姿もあります。
パプリカの練習の時に、
フレーズにして歌うと消えてしまう音が無声音なんだね、
と話したりして、私も一緒に毎日楽しんで続けています。
「やる」or「やらない」は子が決める
ある夜、その日はMoonが早々に
今日はやりませ~ん
と宣言して、夫がOceanに本を読んでいる方に行ってしまいました。
私はSunに「じゃあ、Sunやろう」と言ったのですが、
Sunも乗り気でなく「う~ん・・・」と言いました。
私はそこでへそを曲げて、
「もういい!おやすみ!」とふて寝してしまったんです(;´Д`)
いつも通り早朝に起きると、
「きのうは ごめんなさい。
今日はきちんと えいご やるね。
大大大大すき」というメモがデスクにありました。
大反省ですよね。。。
あくまでも日課の提案はして、「やる」「やらない」は子の決断と行動に任せる。
そのことを忘れていました。
私は、Sunに心を込めて謝りました。
こうやって、私も成長途中です!!
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