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遊園地計画と環境づくりの方法論

子育ち理論編
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入学式を終え、初めての登校もスムーズに行き、

ゆったりとした何も予定のない土曜日。

朝から、夫は庭の芝を手入れ、私は家事などをしていました。

子ども達は、3人で常にわちゃわちゃと○○ごっこなどを繰り広げていきます。

そんなのんびりとした一日を過ごした夕方、

Moon
Moon

ゆうえんちに行きたい!ジェットコースターにのりたいんだよ!

と突然の主張。

従弟たちと半年前に名古屋の東山動物園内の

レトロちっくな遊園地で遊んだ記憶がよみがえってきたようです。

夫とも相談して、じゃあ行こうか~という流れになりました。

Contents

ゆうえんち計画

東山動物園内の遊園地は、乗り放題チケットもありますが、

それは買いません。

乗り物チケット回数券19枚つづり(2000円)を1セット買うので、

3人でどれに乗るのか、どういう順番で回るのか相談するようにいいました。

乗り物によって必要チケットの枚数も違うので、夕食後3人で話し合いをしていました。

Sun
Sun

チケットは19枚あって、3人で分けるから・・・
1人6枚ずつで1枚あまりか・・・。

Moon
Moon

ジェットコースターには絶対のりたい!

Sun
Sun

ジェットコースターはチケット3枚必要だよ。
そうすると、残りは3枚か。

Ocean
Ocean

Oceanも じぇっとこーす のる~!

Sun
Sun

ジェットコースターは5歳からしか乗れないんだよ。

とワイワイと話し合い・・・。

 

SunとMoon
ジェットコースター(チケット3枚)
モノレール列車(チケット2枚)
ミラーハウス(チケット1枚)

Ocean←有料は3才からだが、付き添い人用に要チケット
モノレール列車(チケット2枚)
コーヒーカップ(チケット2枚)
ミラーハウス(チケット1枚)
ハニービー(チケット2枚)

ここまで決まったので、私が入り、

遊園地についたら、みんなで乗るモノレール列車とミラーハウスから行き、

あとはそれぞれに動くという行動計画も立てました。

という内容に決まりました。

このミーティングの結果を受けて、

午前中9時に出発10時過ぎに到着→

遊園地→お弁当→動物園(いつもとは違う北園方面)

ということで全体計画をたてました。

いざ東山動物園へ!

遊園地に着くと、前回は行列が長かったジェットコースターには、ほとんど人がおらず、

すぐにでも乗れる状況でした。

私は思わず「今ならジェットコースターすぐのれるよ?」

とSunに言いました。

Sun
Sun

ううん、モノレール列車から行くよ。

後述しますが、子育ち講座(B2講座:見通す時間)のなかで、

子育ちっこは9.5才くらいになると、夏休みの計画など自分で立てて、

それを淡々と遂行する、と遠藤さんがお話されていました。

Sunの計画通りに進めるよ、というこの言動は、

子育ちっこらしいなぁと感じたわけです。

ということで、計画通りモノレール列車から乗りました。

降りるとすぐにOceanが

Ocean
Ocean

つぎね、かっぷ のる!

と計画無視の行動に出ました💦

なので、ミラーハウスにはSunとMoon二人で行き、

Oceanは夫とコーヒーカップへ。

その後Oceanは私とハニービーに乗り、ミラーハウスへ。

その間SunとMoonは二人で念願のジェットコースターに行き、

Sun
Sun

はぁ~(*´Д`)
こわかった!

Moon
Moon

壁にあたまぶつけてイタイ(´;ω;`)

と言いながら降りてきました。

3人とも遊園地を満喫した様子でした。

そして、北園を散策してからお弁当を食べ、

メダカ館を見て、再度じっくりと北園を回ってフィニッシュでした。

子育ちB2講座:環境づくりの方法論~見通す時間~

B2講座講義録より。

9.5才くらいで子育ちっ子は夏休みのスケジュールを立てる(企画書)と、淡々と実行する。

大概教育はされているので立派な計画は立てられても、

計画倒れに終わることが多くなるが、子育ちっ子は自分で「やる」を決めたらやる。


・情操が落ち着いてくるので、夢を目標化(実現するための一つの枠組みを作る)していく。

親が目標をスモールステップ化して、クリアにしていく。(枠組みを作る手伝いをする)


日課が安定している子は「コツコツ」ができるので、

一つ一つクリアして目標に近づいていける。

頭がいい=コツコツやれる&考える枠組みができているということ。

シュタイナー的には「自由への教育」というが遠藤式は「自由への育児」という。

【気分の時代】~2才強制の比重が大きい。
例:「はいはい、あなたこっちね」と移動されること。
決断と行動は本人に任せておくので「いや」は保証されている。
指示は説明がないのでこの時代にもある。言葉の指示は2才以降で有効。

【情動の時代】~6才強制は常にある。
|観察(周りをみて)

|考察(考えて)

|洞察(先を見通して)

|判断→本人任せていないところ。判断(指示)をするのは親


~決断(決めて)~行動→本人に任せられているところ。

↪総括(一連の流れを点検評価)→ここもまだ親の役割。
また元に戻る。

【情操出現の時代】~13才(強制は常にある。)

|観察

|考察→ここはまだ親の役割。


~洞察~判断~決断~行動 →「わかってるよ。今やろうとしたところ!」と言う子。

なので、指示はしないで見ている形になる。
|総括→ここも親。


【情操の時代】13才(強制は常にある。)

~観察~考察~洞察~判断~決断~行動ここまで全て一人で一連の流れを行う

|総括→帰ってきたら一連の流れを聞き、

点検評価(最初は情報を与える「教える」で予習、

あとは点検評価で「説明する」とで復習)は親がする。


・報告するのか?「マネで返す」がしっかりしていれば必ず報告がある。

報告してくれないということは、何らかの不適切な育児だったということ。


→育児に失敗はないが、報告がないということは何らかの不適切な部分があったということ。

例えば、過剰に教え込まれてきていると報告はなされない。

マネで返されている&ありのままの物語で返されているがあれば、

報告(自分の物語を語れる)はある。

余計なことはしゃべらなくても(特に男の子の場合はおしゃべりはない)、

肝心なことはきちんと報告がある。

本人は親に報告→そこは良い判断だったねorここはこうすれば良かったね

(本人としては全部わかっていることではあるが)と返す。

→わかっているからこそ「そうだね」と素直に聞ける。

  そしてこれが、20才以降の一人で「総括」を行う下地が完成する。

Sunの現状

理論に照らしてみると、Sunの現状は

【情操出現の時代】~13才(強制は常にある。)
|観察

|考察→ここはまだ親の役割。

~洞察~判断~決断~行動 

→「わかってるよ。今やろうとしたところ!」と言う子。
なので、指示はしないで見ている形になる。

|総括→ここも親。

考察や洞察この部分が遠藤さんがおっしゃる内容が本質的に理解できているのか・・・?

怪しいところではありますが、

状況を説明し、どういう考えなのか、MoonやOceanの希望をまとめて

Sunがどういう計画にするのか観察しました。

そして、東山動物園の全体の行動に照らして、

考察をいれて計画を整えました。

こうして主体的に計画を立てたお出かけは、

連れまわしではなく、教育的配慮がなされるということになります。

子育ち的理想を言えば、電車やバスを使っていくことになりますが💦

小学生時代は家族黄金期だと話されていました。

本当にそうだなぁと感じます。

ただ、まだOceanが2歳なので基本的には、

刺激過多になり過ぎない日課の安定を重視した日々を送ろうと思っています。

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