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おこづかいで腕時計を買ったMoon

金銭教育
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次女Moon(小1)の同じ下校班で、

放課後に公園で遊ぶようになったお友達が、

先日公園に腕時計をつけて来ていました。

ピンク色のユニコーンのキャラクターが

文字盤を抱えているようなかわいいデザインです。

それを羨ましそうにみていたMoon。

私は「Iちゃん、可愛い時計してるねぇ。時計読めるの?」

と聞くと「よめな~い」と言っていましたが、

「長い針が6に来たらかえってくるのよ」とお母さんと約束したようで、

つけていたのです。

(いつも遊ぶ公園には時計がないのです。)

そんなところからMoonの腕時計が欲しい熱に火がつきました。

公園から帰ってくると、

Moon
Moon

Moonも腕時計が欲しい!!

私

Sunにママのお下がりをあげた腕時計つけていけばどう?
でもさ、まず買っても使えないと意味ないから、時計を読む練習からじゃない?

Moon
Moon

Iちゃんみたいな、可愛いのがいいんだよぅ。

私

うう~ん・・・それならおこづかいで買えばいいね。

Moon
Moon

うん!おこづかいで買うわ!

と話していました。

そして、たまたまいったショッピングセンターで、時計屋さん発見!

Moon
Moon

腕時計買うんだった・・・。おこづかい持ってないから、ママお金貸して。

私

貸してもいいけどさ、時計を読めるようになってからでいいんじゃない?

Moon
Moon

買って練習するから!

夫

まぁ、Moonのおこづかいだからさ、いいんじゃないの。

と夫の助け舟もあり、その時計屋さんで探すことになりました。

キラ☆キラが好きなMoonにぴったりのキティちゃん柄の腕時計1980円(税別)

があり、それに目を奪われるMoon。

ただデザイン重視なので、文字盤が12と6しか数字はなく、

時計を読む練習するには不向きなデザインなので、

私としては実用性を考え、もう少し時間の読みやすいものを進めたのですが、

やはり好みには勝てないようです。

まだまだ腕が細いので、だいぶコマ取りしていただき丁度いいサイズになり、

ニコニコ顔(*^-^*)のMoonさんでした。

Contents

時計が読みたい

それが土曜日の午後のことでしたが、

帰ってくると早速に家の掛け時計を見ながら

Moon
Moon

今は何時?

と時計を読む練習を始めました。

そこで、時計の模型でレッスン。

時計って言うのは、短い針と長い針があるね。

この時計だと、赤い針だね。

今は6時のお部屋にいるね。

この赤い針が7のお部屋に入るまでは、6時って読むよ。

つぎに〇分っていうのは、長い針を読むよ。

この時計だと、青い針だね。

これはね、1.2.3.4.5、「1」が5分って読むよ。

5分増えると次の「2」に行くんだ。

一緒に進めてみよう。

今が5分。6.7.8.9.10で「2」に着くね。

「2」は10分って読むんだね。

また5分増えると・・・・

(中略)

・・・・55.56.57.58.59.60!

60分で「12」に戻ってくるね。

これで1時間。

1時間は60分ってことになってるんだ。

今は、3のところから3分進んでいるね。

3は何分て読むんだっけ・・・?

15から3つすすんで16,17,18。

18分だね。

数える計算方略の発達

星槎大学教育学研究科准教授の伊藤一美氏によると、

いくつといくつ、と数えるための計算スキルには3段階あるそうです。

①全て数える方略(all count strategy)

②数え足す方略(count on strategy)

③小さい方を数え足す方略(min strategy)

今のMoonの段階としては①です。

「2」を読む時、

5ずつ増えるよ、というと両手をだして

1.2.3.4.5.6.7.8.9.10、10分だ。

と言っています。

39の次の数は・・・?と次の数が瞬時に出てこないこともあります。

学習支援の場においては、この段階の子の場合、

数をスムーズに唱えられるように支援することから始める必要があります。

ただ、Moonは小1になったばかりなので、

このように本人のモチベーションに応じて、

数えることを助けていけばいいことですね。

おこづかい帳への記入支援

おこづかい制度が本格開始したのはこの4月です。

10日で100円と設定しています。(小4のSunも今のところ同様です)

Moonのおこづかいは本格開始時に4059円ありました。

これはお年玉を銀行に預けずに手元に置きたいと主張した、という経緯があります。

さて、お店で2128円をMoonに貸したので、

それをお財布から返してもらうことと、

おこづかい帳への記入を助けてあげる必要があります。

これは過去の画像ですが、お金を数える時は紙にこうして

「位の部屋」に分けて、お金を置いていきます。

「一の位」には1円玉が入り、5円玉とは1円が5枚集まったもの。

「十の位」には10円玉が入り、50円玉とは10円玉が5枚集まったもの。

「百の位」には100円玉が入り、500円玉とは100円が5枚集まったもの。

「千の位」には千円札が入る。

まずは、お財布の中身をそれぞれの部屋に配置していきます。

所持金は4559円でした。

そして、貸した2178円を返してもらいました。

10円の数が足りないので、

100円玉を10円玉10枚と交換(両替)して十の位にいれるところも解説。

Moon
Moon

うわ~!!めっちゃ少なくなった!

と驚くMoon。

実際に自分のお金が減ると、

お金の価値を実感するものなのだということがよく分かります。

そして、それぞれの位の部屋に残った枚数を書き入れて行くと・・・

2381円だということが分かり、

おこづかい帳に記入しました。

その後も時計の読み方は折に触れて、

「今7時だ!」とか言ってくれます。

キリのいい時間だったり、30分は読めるようになってきました。

モチベーションが上がった機会を

逃さないようにすることが大事だなぁと感じたのでした。

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