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10才の誕生日を迎えたSun

Sunの物語
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あれよあれよと月日は過ぎ、ブログ更新が滞って早2か月ですね💦

先月8月末に長女Sunが10歳となりました。

9.5歳で子育ち的には母親は卒業となります。

我が家では、区切りのよい10歳をもって母親卒業宣言をしました。

Contents

講義録振り返り

子育ち講座E講座【子との一対一の対応】では、

9.5歳で母親卒業の10年日記を手渡しすることや、

計画は子が立て(父親が手伝う。父親が行うのは、お金のやりとりなど、子ではできないことを担う)父親との2泊以上の二人旅をするなどをすること。

兄弟が3人いたら、それを3回行う。

上の子が父親と旅に出かけている時は羨ましがらせておく。☚これがコツ!

下の子は「早く大きくなりたい!」と思うから。

現代では、大人が憧れの存在ではなくなり

「大人になりたがっている子は少ない」と言われるが、

子育ちっ子は結構お兄さん・お姉さんに憧れる。

プレゼント作り

子育ち講座を受けたのが、長女4~5歳・次女1~2歳の時でしたので、

10年日記をつけていません。

それにこうしてたびたびブログ更新も滞ってしまうくらい、

怠け癖がある私に、10年日記の空白欄は「サボったでしょ」

と責められているようで重い・・・のです💦

それでも、10年の歩みをまとめた何かを渡したい・・・と私が考えたのは、

フォトブックのような手作りアルバムでした。

まず、10年間を振りかえって、PCに保存してある写真データから

1年で2~3枚の写真をピックアップして、

プリントサービスを依頼。

DAISOで売っている「絵本がつくれるノート」

画像出典:https://iemonocatalog.com/daiso-make-picture-book-itemlist/

に、見開きを1年として写真&メッセージをしたためていきました。

フォトブックのタイトルは「はじまり」

夫婦二人の家族から、子が生まれて新たな家族としての「はじまり」

10歳を迎えて、大人の世界へと歩み始めた「はじまり」

という意味を込めました。

こんな風にその年ごとに思い出深かった物語を、

写真とともに0~10歳までしたためました。

夜なべ作業ををする傍らで夫は、

「我が家の10年の軌跡ムービー」を作る!!と意気込んで作業していました。

誕生日当日

Sunの誕生日はちょうど日曜日でしたので、

私と二人で初めての映画館とランチのお出かけをすることを計画しました。

MoonとOceanには
「10歳の特別な誕生日だから、Sunはママと二人でおでかけするね。

あなたたちも10歳の時にはそうやってお祝いしてあげるからね。

この日はパパとお留守番ね」と数日前から話していました。

Sunの初めての映画鑑賞は「竜とそばかすの姫」でした。

私としての感想は、母親を目の前で亡くしたトラウマにより、

歌が歌えなくなるという主人公が、

直前に読んでいた岡田尊司さんのこちらの著書とリンクするところがあり、

非常に興味深いストーリーでした。

細谷監督のアニメーションと、主人公の声優さんをされている

中村佳穂さんの歌が素晴らしいのですよね。

Sunはとても内向きエネルギーのため、場所見知りが激しいのですが、

見終わったあとは「音がすごかったわぁ~」と感動の面持ちでした。

そして、ランチをしながらプレゼントを渡しました。

言葉少なに「ありがと」と言いながら受け取ってくれました。

夜は誕生日会をして、夫力作のムービー鑑賞会。

盛りだくさんな一日でした。

この日が終わって、大事なことを伝え忘れていたことに気が付きました。

そう、「大人側にくるのよ」という

例の12月のイベント「サンタクロース問題」についてです。

子育ち的サンタクロースの存在について
☆B2講座環境づくりの方法論~見通す時間~より

【9~10才】においての重要な父親の役割
①ファンタジーの世界には、もう住んではいられないということ。
・サンタクロースは親がやっていた
(徹夜ができるようになっているので現実的に来なくなる)、
今度はあなたが小さな子に対してサンタクロースの役目を果たしていくんだよ。
←サンタクロースをバカにする子にならない。
小さな子の「夢・ファンタジー」に付き合ってあげられる子になるので、
優しくて強い人になっていく。
嘘とわかっていて付き合ってあげられる。
(自分も嘘(物語の変換)を経験しているからこそ、出来うること)

☆E講座 子との一対一の付き合い方より
2才頃
ファンタジー言語による言葉のオウム返し:言葉のオウム返しは子に学ぶということ。
まねをする=(子育ち理論の言い方ではないが) 我が子に学ぶということ。
 
その子の言葉を学んで、それを指示で使うと非常に効果的。
例:電車好きな子に対して、「新幹線の〇系で歩いて下さい」(ファンタジー言語)ということなど。
父親には通じなかったりする。
 
サンタクロースがいるとかいないとかもファンタジー。
サンタクロースを「嘘を教えちゃいけない」と否定する父親がいたりするが、
気持ちは理解できるが時期が早すぎる。
前半は母親の時代であるから、
9.5才以降の父親の時代になったらそう言って下さい、と伝えること。
 
※キリスト教原理主義のものみの塔は
「サンタクロースがいるという嘘を教えてはいけない、
子どもが大きくなった時に傷つくから。」という。
サンタクロースがいると信じて欲しいという考えから
「サンタがいる」と教えてはいけない
子は大きくなって嘘をつかれた・・・と傷ついてしまう。
子が「サンタはいる」と言えば「いるね~」といい
「いないよ」と言えば「いないよね」とマネで返すのみ。
嘘を教えてはいけないが、
本人が「いる」という分には真実である。

誕生日の翌日、Sunが一人の時を狙って話をしました。

「え?!そうだったんだ~!」と最初は驚きをもって受け止めたSun。

しばらくして

「もう私はプレゼントもらえないの?」と心配そうに聞いてきました。

「ううん、小学生のうちはこれまで通り渡してあげるよ」と言いました。

今のところの我が家の方針としては、

個人扱いを卒業して大人扱いする13歳までは下の子達と同じように

リクエスト通りのものをプレゼントしようと思っています。

どんぐり的環境設定は子育ちで叶えられていた

遠藤さんは講座のなかで「子育ちはOSですから。その後にどんなアプリがのっても対応できる」

とたびたび話されていました。

※OS=オペレーティング・システム

アプリとは、具体的な作業をするための説明が書かれたマニュアルのようなもので、

OSがそのマニュアルを読み込んで実際の作業を実行しています。
しかし、アプリがそのOSに対応していないとOSがマニュアルを解読できずにアプリを実行することが不可能になってしまうのです。

http://www.toha-search.com/it/os.htm

まさに人間としてオールマイティのOS=土台作りが、子育ちであることを、

先日どんぐり学舎の泉先生の座談会で実感しました。

座談会の詳細な内容は泉先生のブログ

しつけは厳しかった でも怒られたことはない

をお読みいただけるとお分かりになると思います。

座談会に参加された糸山先生の娘さんで、

どんぐり先生をしていらっしゃる糸山れい先生のお話が印象的でした。

糸山先生は子に対して
「声を荒げて怒られることはなかったけれど、しつけには厳しかった」

そうです。

子育ち的に言えば、丁寧な指示だしがあったことがわかります。

「絶対学力」という最初の著書のなかで

子育てのスーパーキーワードは「情緒の安定」

母親の最大の責任は言葉を習得させること

と書かれています。

「情緒の安定」は日課とマネで返すこと。

言葉の習得は、指示&労いと物語を語ることに当たります。

糸山先生がおっしゃる「ゆっくり じっくり 丁寧に」

の具体的な方法論が子育ちにはあります。

それを5年間積み重ねてきているから、

子を「ありのままに受け止める」ということが理解できるのだと思います。

まぁ、理解できても実践には、

相当な親側の覚悟が試されますが💦

私のように、やはり表面上の「できる」「できない」に引きずられて、

余計なことを言ってしまう・・・というどんぐらーママさんも

少なくないのではないでしょうか。

その都度、反省し理論に戻り覚悟をし直すしかないのです。

10歳を迎えたSun。

4歳までは早期教育に走った私に付き合わせ、

大変な目に合ってきた彼女(;´・ω・)

それでもそこから方向転換し、

子育ち歴&どんぐり歴の方が長くなりました。

「この子なら大丈夫。しっかり自分で自分の人生を歩んでいくだろう。」

そう思えて、母親卒業宣言をできたこと…

これまで支えて下さった全ての方に感謝いたします。

これからは母として、時には父親的役割も果たしつつ

彼女と付き合って行きたいと思っています。

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