夏休みも最後の1週間です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
我が子達は、習い事もしていない上に、基本的におうち大好きな子達で、
お友達と遊ぶにしても基本的に家に呼ぶので、ずうっと家にいます。
なので、私は一人時間が持てない上に
おもちゃ空間の片づけを断続的にしなければならず、
夏休みは疲れます・・・💦
それでも日々の食事は、料理が趣味というSunが積極的に
食事作りを担ってくれるので、非常に助かっています。
どの食材から使ってほしい?
と冷蔵庫を覗き、クックパッドでレシピを調べて昼食作りはほぼ彼女にお任せのことも多々あります。
そして、その昼食を食べながら
今日の夕食はどうする?
豚小間を使いたいから、カリカリ焼きかな~
じゃあ、それはママに任せるわ。
毎日昼や夜の献立を考えるって大変だねぇ。
としみじみ言ったりします。
さて、そんなSunですが、この8月末に11歳を迎えます。
Contents
初潮を迎えたSun
8月上旬めでたく初潮を迎えたのです。
私自身は中2の時だったので、早いなぁとビックリでした。
対処の仕方は1学期に保健の授業で話があったとのことで、
ナプキンの扱い方などはスムーズにできていたようです。
そしてショーツの汚れは、血液汚れ専用(DAISOで売ってるんです☆)を使い、
入浴時に一緒に洗うように伝えました。
身体的にも変化を迎えたのですが、精神面でも不安定感を見せ始めたのです。
私の生活のなかの指示(「お風呂湧いたから入って」など)も
分かってるし!!
と切れ気味に対応してくるのです。
特に、夕食後など私も一日の疲れが出てくるようなタイミングでこれをされると、
非常にイラっとしてしまいます。
は?!何その態度。
何様のつもり?
とこちらもケンカ腰になり、
は?
何様でもないし。
もう知らない!!
と、ダンダンと足音を響かせて二階に上がっていくSun。
あ~、一般的にいう「反抗期」がきたんだなぁと思ったのでした。
そして、たまにフッと聞かせるでもなく、つぶやく時があるのです。
「私はなんのために生まれてきたんだろう」
「私は料理ができるけど、料理ができなかったら何の価値もないのかな」とか。
私は、Sunの様子をみながらマネで返したり、
返さずにいたりします。
遠藤さんを囲む会にて
今年の子育ち合宿は4年ぶりに参加できる!と思っていたのですが、
コロナの第7波により中止になってしまいました。
その代わりに、子育ち理論研究所のスタッフの皆様により、
遠藤さんを囲む会は愛知県知立市にて開催されました。
私はOcean(4才3か月)とともに電車で1時間半かけて向かいました。
久しぶりのリアルでの遠藤節が聞けてとても嬉しかったです。
そして一人一人近況を話す機会があり、Sunの様子をお話させて頂きました。
遠藤さんからのアドバイス
「反抗期」じゃなくて、いわゆる「思春期」なんだよ。
よく、3歳児くらいも「反抗期」っていうじゃん。
あれは、反抗してるんじゃなくて
自己主張できるようになったっていう「自己主張期」なんだよね。
そして、今くらいの「反抗期」っていうのが「思春期」
心と身体のバランスが崩れているっていうこと。
コントロールが効かない状態なんだよな。
悪態をつくっていうのも、そのバランスをとりたいがための行動なんだよ。
感情が爆発して抑えられなくて、はけ口を探してるんだ。
まぁ、「ありのままに受け止める」っていう役割の母親がその役目を担うしかないよね。
もし、そのはけ口が家庭内にないと外に出て行って爆発しちゃう。
最近の事件にもそういうの多いよね。
こういう時は基本の「マネで返す」に戻る。
バーッと出てきた感情を無視するんじゃなくて、
「暖簾に腕押し」みたいにフッと受け流す。
色んなタイプの子がいるから、こうして激しい形で出ない子もいますけどね~。
まぁ「マネで返す」。
やってみてください。
遠藤さんのおススメ
遠藤さんはおもちゃ屋さんなので、様々な商品も持ってこられていました。
そこでおススメされたのが、キャンドルホルダー。
子育ちでは入眠の儀式に「ろうそくを灯す」というのがあり、
私も一時期は熱心にやっていましたが、最近はご無沙汰でした(;^_^A
ろうそくを灯して火を眺めるというのは、非常に大事なことです。
炎をみつめ、その向こうに己を見て、本来の自分の心に帰っていくんですね。
宇宙とつながっている自分を感じることなんですよ。
遠藤さんの言葉は非常に哲学的で深いです。
会の中でしきりに主張されていたのが、
自己肯定感は要らない、ということ。
それは、他者と自分を分離し、他者評価でしか自分を見られなくなるものであり、
他人を蹴落としてでも、自己肯定感を高めようとしてしまう。
誰かが評価してくれる自分しか認められない、という非常に貧弱で脆いものだからです。
そして、こちらの本を紹介され、自己肯定感ではなくこの辻さんが言う
「自己存在感」が大事なんだ、とお話されました。
子育ちの手法では「語り」によって育つもので、
自分は全てのものとのつながりのなかで生かされているという感覚です。
子育ちっこが言った
「自分は他人の人生の脇役であり、
自分の人生の主役なんだ」という名言も紹介されました。
これは脆弱な「自己肯定感」とは似て非なるもので、
自分の内部にある感覚で、他人の評価とは別物だということです。
そんな全体性のなかで生かされているという感覚を取り戻させてくれるのが
ろうそく(=炎)を灯すことなんだということだとお話されていました。
火による浄化
遠藤さんのお話を聞いて、私は「ゆにわ塾」で習った浄化の一つの方法
「火による浄化」であるなと思ったのでした。
人は日常生活を過ごしていると、様々なストレスを受けてしまいます。
誰かから言われた一言や、振る舞いに傷ついてしまうような直接的なことだけではなく、
イライラしている人が近くにいたりするだけで、
そのネガティブエネルギーは空気感染してしまうものなのです。
感情と思考とは本来違うものなのですが、
空気感染したイライラに思考まで乗っ取られることによって、
ネガティブなことしか考えられなくなってしまったりします。
一日の終わりにはお風呂に入って、一日の汚れを落とすように、
思考もその日一日うけたネガティブエネルギーをきちんと取り払い、
思考も整えて眠りにつくことが、非常に大切になります。
イライラや不安を募らせている状態というのは、
雑念など思考がうるさくなって、思考と感情が混濁してしまっている状態です。
それには、いったん思考を切り離すことが必要になります。
その思考をいったん止めるには、「変性意識状態」を作るのです。
ゆらゆらと揺れる炎を見つめていると、
変性意識状態に入り、気持ちが良くなります。
ネガティブな感情(イライラや不安)が脳内で燃やし尽くされ、
スーッと頭上から黒い煙で抜けていくイメージを持つ、というのが
「火の浄化」です。
私はSunへの誕生日プレゼントとして木製のキャンドルホルダーと
キャンドルを購入して帰ったのでした。
Sunに渡すと非常に喜び、その夜はなんと40分も炎を見つめていました。
火をみてるとさ、落ち着くんだよね。
という彼女。
「自分は何のために生まれてきたのか」
という問いが生まれてきた彼女にとって、己をみつめ、
宇宙とつながった自分を取り戻すことを、母は願っています。
マネで返す&キャンドル習慣後のSun
昨日きっかけは忘れましたが、
「は~?知らんし!」と悪態をつくSunに対して、
私は「知らないよね~」とマネで返してみました。
すると自分の気持ちに余裕があることを認識。
Sunはそれ以上言い返してきませんでした。
そして寝る前にはキャンドルを灯すという習慣を取り入れた後のSunは
悪態をつくこと自体も減ったような気がしています。
一昨日のお昼には、夏休み中にハマったベーグルを作ってくれました。
私の実家に帰省した際に、ベーカリー講師の資格を持つ我が母(Sunの祖母)
からパン作りの基本を習ったSun。
教えてもらったことを復習しながら、美味しいベーグルを作ってくれました。
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