PR

電線工事見学に1時間~感性を守ること~

Oceanの物語
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

アウトプットモードに入っている まんまりえ です(;^_^A

さて、今日お話するのは、Ocean(年少:4歳7か月)の物話です。
ちなみにアイキャッチ画像の絵は描きたてホヤホヤのOceanの絵です。
何を描いたか聞いてみると、

「きゅうきゅうしゃと、きゅうきゅうしゃの人。のっているのはタコ」だそうです( ´艸`)

Contents

工事現場が大好き

1月13日(金)15時40分保育園から出ると、

はす向かいのアパート建設現場で電気工事が行われていました。

トーエネックの高所作業車が4~5台集結。

作業員さんも10人以上いるという大掛かりな工事です。

Oceanは一目散に現場へ。

Ocean
Ocean

こうじ、みていく!

私は、フェンスの端の邪魔にならない場所を確保し、座ってみるように促しました。

私

工事の車、たっくさん来てるねぇ。
1.2.3.4・・・

Ocean
Ocean

(指を4本立てていき)
1.2.3.4..

こう、きてるね。

私

そう、車の4(し)は「よんだい」って数えるのね。

作業員さんたちが作業する様子をじっと見守るOcean。

Ocean
Ocean

わ、またきた!
こう(指を5本立てて)になった!

高所作業車が新たに来ました。

私

ほんとだ、5台になったねぇ。

Ocean
Ocean
Ocean

まって。
うしろにもいるから、、、
6.7.8.9.10。

ちょっと離れたところに停まっているトラックや、

ガードマンの車、工事に関係する車両も数え始めました。

Ocean
Ocean

またきたら、Oceanの指足りない。

私

そのときはママの指かしてあげるね。
あ、見て。
今来たトラックの足が伸びるよ。

高所作業車はアームを伸ばす前に、足を張るんですね。
まずは、車両の前側の足が伸び、車体が大きく後ろに傾きます。

そのあと、後ろの足が伸びて足が張られました。

 

そのあと、作業員さんがタッタ~と駆け上がっていきます。

そして、命づなを付けます。

私

あ、あれが命綱だ。

Ocean
Ocean

いのちづなってなに?

私

高いところに登る時って、
もしかして足を滑らしたりするかもしれないでしょう。
そしたら落ちちゃうよね。
足を滑らせてもおちないように、固定しておくんだよ。
ほら、あそこで登ってる人も付けているでしょう。

Ocean
Ocean

あ、ほんとだ。

命綱をつけるには、襷状になったものを着て、

股を通し、太ももでバックルを付けているんですね。

その後、工具セットを腰に装着。
装備を整えて、箱に乗ります。

Ocean
Ocean

わ、伸びたよ!

私

おぉ~。電線まで届いたねぇ。

そして、古い電線を取り外していきます。

取り外した電線は、作業員さんが輪っかにしてテープでまとめていき、

トラックに積み込みました。

 

そんな風に座り込むこと30分。

ガードマンのおじさんが

「おもしろいかね?こんなに見ている人は初めてだよ」と言われました(;^_^A

 

夕方から雨の予報。

ポツポツっと雨があたってきて

帰ろうか?と促しても

「まだみる」と動きません。

降園後~17時までのこの時間は

Oceanにとっての「遊び」の場面ですから、

私もとことん付き合います。

私

ここに新しいアパートが建つからねぇ。
だから電線の工事してるんだねぇ。

Ocean
Ocean

あ!わかった!!
アパートがたつってことは、車もたくさんとまるでしょう。
よるになって、くらくなると、
車がみえない、みえない~ってなるよね。
だから電気がいるんだ。

私

あ~そうか~。
車がみえない、みえない~ってなっちゃうのか。
アパートが建つってことは、人がたくさん住むってことだもんね。

ガードマンのおじさんが

「あれがトランスだよ。
上の電線は6600ボルトの高電圧が通ってるんだよ。」と教えてくれました。

 

私

6600ボルトですか?!
ちょっと想像もつきませんね。

「通常のシャッターとかを動かすのは200ボルトぐらいだからねぇ」

 

出典:電磁界情報センター

普段は電柱の上にあるトランスが地上にありました。

それを作業員さんがトラックに積み込もうとしています。
しかし、持ち上がらず、斜めに傾けてずらしながら移動しています。

私

あれってめちゃくちゃ重いんだねぇ。

Ocean
Ocean

うん、あっちの(カゴ)は持ち上げているのにね。
おもそう・・・

そんなこんなで座り込むこと1時間です。

そろそろ17時のタイムアップも見え始め、暗くなってきました。

私

Ocean、暗くなってきた。

おやつ食べる時間なくなっちゃうからさ、早く帰ろう。

Oceanは「まだ見たかった・・・」と渋々ですが、立ち上がりました。

 

帰宅後の様子

寒空に1時間座り込んでいたので、身体が冷え冷え。
遅かったねぇと言うSunとMoon。

4人で、湯船に桶を入れ、シャワーで45度の湯を入れながら足湯。
冷えは万病のもと。

これで20分ほど足を浸けていると、身体の芯まで温まります。

20分くらい経つと、お風呂もいい具合に溜まりますから、

入浴タイムに移行でき、お湯も無駄になりません。
ぜひお試しを!

足湯をしながらおしゃべり。

私

電線てさ、6600ボルトも流れてるらしいよ?

Sun
Sun

6600ボルト?って?

私

家庭用の電圧は100ボルトらしいから・・・

Sun
Sun

・・・66軒分?

私

ってことかなぁ。

Sun
Sun

工事見てて面白い?

私

いつもOceanが工事があると座り込むから、いっしょに見てるんだけどさ
知らない道具とか、これはいったい何してるんだろう?
と考えるとやっぱり面白いよ。
それにね、いつも思うんだけど、働く人ってやっぱり美しいのよ!

Sun
Sun

そう思えるママの心が美しいんだよ。

私

あ、やっぱりそう思う?!(笑)

<おしまい>

メディア刺激から子を守ること

Oceanが工事現場見学をする時によく私がしていることは、

場面を言語化するということです。
声のトーンは落として、

Oceanの思考を邪魔しないようにそっと、ささやくように。

幼児にはスマホやテレビは見せすぎないように、

と言われることの理由は様々あると思いますが、私が考えるのは、

刺激が強すぎるからだと思います。


OceanはYouTubeなども音声が聞こえると、

飛んできてスマホを覗き込み、食い入るように見つめます。
メディア時間(テレビも動画も)は1日30分までと制限していますが、

やはりメディアの引きはめちゃくちゃ強いんです。

受動的な強い刺激に慣れてしまうと、

自然が発する繊細微妙な変化

・・・鳥の声や、風の音、雨上がりのにおい、雲の様子などを

受け取りにくくなってしまうのです。

例えるならば、ジャンクフードの強烈な味に慣れた舌には、

だしの微妙な違いなど感じられなくなることに似ています。

日常の見逃してはならない大事なことは、
いつだって繊細微妙な変化になるからです。

工事現場で1時間も居られるということは、
Oceanには、作業員さんたちの一挙手一投足が興味深く映ったからに違いありません。


こういう感性を大事に守り育てていきたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました